昨日は、毎日映画コンクール授賞式に出席してまいりました。
At the Mainichi Film Awards ceremony, where I received the Kinuyo Tanaka Award.
出番待ちあいだ、沢山の方々が楽屋を訪ねてきてくださり、なんだか終始喋りっぱなしでした。
もちろん、しっかりと換気された部屋で、密を避け、マスクを着用した上で。
司会の生島ヒロシさんとも久しぶりに再会できましたし、現場では絡みこそなかったものの同じく『罪の声』で助演男優賞を獲得した宇野祥平さん、お隣の楽屋で同じ“メイちゃん”こと新人賞を受賞した佳山明さん、田中絹代ぶんか館のある下関市副市長の芳田直樹さん、その他にもスタッフの方々や、プロデューサーの方々などなど。
舞台袖では、女優主演賞の水川あさみさんとの談笑も楽しみました。
ですから私はそのままの勢いで登壇し、スピーチをした感じです。
その内容は、お伝えしたいところではございますが、私が直前まで何を言うか考えないタイプなので、話した終わった後は自分が何を喋ったのか覚えてないのです。
けれども今日、お電話でお祝いの言葉をくださった方々から、インターネットに出ているという記事のことを教えてもらいました。そこにまとまっているようです。
色々と思い出してきました。
やはりこのような、田中絹代賞という名誉ある賞をいただいて思いましたことは、この日本という国がもっともっと、あらゆる芸術活動を盛り上げていかないといけないということです。
昨日も会う人会う人周りの皆さんに、梶さんの元気の秘訣は何かと聞かれましたが、生梶はもう食事と睡眠としか言えないのです。
それよりももっともっと若い方々に、来月74歳になろうとしている私よりもずっとずっと先の長い方々に、こんな状況下でも覇気を持たせてあげたいじゃないですか。
とはいってもまだまだわたくし、絶好調でございます。
亥年生まれですから、常に猪突猛進でまいります。
梶芽衣子