ども、名人です。
今日の東京の空も夏空ですが、夜には気温が下がって来ているので、その寒暖差が激しくなってきてますね。
昨晩は、窓を開けて寝ていると、寒いくらいでした。
皆さんも、風邪には気をつけましょう
そして、今朝の私の体温は、35.9度でした。
さて、先日ですが、試写会のお誘いを受けて行って来ました。
ルパン三世 カリオストロの城 4K+7.1ch
原作:モンキーパンチ ©TMS
カリオストロの城(以降カリ城)は、1979年に初上映された劇場版アニメ作品です。
2019年にも、4D版が劇場公開されましたが、それから4K+7.1chへとさらに進化したのです。
画面がデジタル化し、さらに4Kになった事で、約50年前の映像が、現代の作品かの様に綺麗になったのは、とても嬉しいですが、今回は、それに音の広がりが加えられたのですから、出来るだけ大きくて音場の良い、劇場で見たいところです。
自宅に、スクリーンをセットしたところで、せいぜい100〜200インチが限度です。
また、デジタルを綺麗に見ようと思えば、プロジェクターではなくモニターになってしまいますので、さらに小さくなってしまいます。
一度でも大きなスクリーンで見てしまうと、その迫力は、何度でも味わいたくなります。
そんな作品が、10月1日より2週間限定で、劇場公開されるのです。
こんな楽しみは、はっきり言って、もう無理かもしれません。
カリ城のストーリーなどは、すでに皆さんもご存じでしょうから、ここでは書きませんが…
このカリ城を楽しむひとつとして、大きなスクリーンで分かる面白いところを紹介したいと思います。
冒頭の、国営カジノから紙幣を盗み出すシーン。
ここから、
ここまでの間、ルパン達が乗っているフィアットの、リアガラスが映っているところを見てください。
フィアットに乗っているのが、二人だけではないと言うのが分かります。
大きなスクリーンだと、そういう遊び部分を確認出来るのも嬉しくて、ゲームで裏技を見つけた様な感じになります。
私がハドソンに入る前に上映されたカリ城ですが、まさか入社してから、モンキーパンチ先生の相談役になるとは思ってもいませんでした。
1982年当時から、デジタルに関して非常に関心を持っていた先生で、あの時代の機材で、綺麗なデジタル画が描けないかという事に、興味を持っていました。
ただ、原画を綺麗にスキャンすると、やはりそれなりのデータ量になってしまいます。
82年のパソコンと言えば、拡張してもメインメモリーが64KB。そして、記録媒体としてのフロッピーディスクは、2HDで1.44MBしかありません。
4K版カリ城の1フレームでさえ、記録出来るかどうかという時代なので、先生の夢は、叶うことはありませんでした。
が、今作を見ながら思うのは、
「先生が目指していたのは、こんな事なんだろうな」と言うことです。
この当時は、2ショットを撮るなんて事が無かったので、写真が無いのが残念です。
が、探してみると、パネルディスカッションに参加していた写真を発見しました。
私は写ってませんが…(汗
でも、初めてお会いした時の事を思い出しますね。
という事で、長々と書いてしまいましたが、カリ城が、素晴らしい作品だと言うのは、皆さんもご存じだと思いますが、出来れば大きなスクリーンで見て、さらに作品の素晴らしさを再確認して頂ければと思います。
私も、期間中には、出来るだけ足を運びたいと思っています。
では、今日も一日楽しみましょう!