朝に書いていた「めだかのきょうだい」の資料が見つかりました。

なので、ちょっとですが、詳しく書いてみようと思います。

ただ、このゲーム(PC用)は、私がハドソンに入社した、1982年か83年の事であり、宣伝ではなく営業として動いていた時でもあるので、もしかしたら、記憶違いがあるかもしれませんので、ご了承ください。

 

私が東京に来た頃、TV番組では萩本欽一さんが大活躍されていて、3つの番組の視聴率を足すと100%を越えていた時代でした。

その番組のひとつである「欽ちゃんのどこまでやるの!?」の中で、長男の見栄晴の妹として、3つ子の三姉妹(のぞみ、かなえ、たまえ)が誕生しました。その三姉妹が高校生になった時に、唄を歌う事になったのです。

その歌が「めだかのきょうだい」です。

この歌は、約90万枚売れた事から、様々なジャンルで商品化されていったのですが、そのひとつが、ハドソンが販売したパソコン用のゲームだったのです。

 

 

この画像は、1982年年末に各店舗に配布した「ハドソン総合型録」の1ページになります。

 

パソコン用のゲームとして販売したのですが、宣伝的な要素として、歌をうまく使えないか?という事が議論になりました。そこで、代理店出身の、後の私の上司になる大里幸夫さんが、テレビ朝日と交渉をし、歌を歌える用に、カラオケを入れたのです。

 

このゲームが発売されたのは、83年だったと思います(記憶が確かであれば、シャープのX-1で最初に発売したと思うからですが、間違っていれば、NECのPC-6001が最初です)。

 

ちなみに、この楽曲の作詞は荒木とよひさ先生が担当されています。荒木先生は、私の楽曲「高橋名人の冒険島 テーマソング ホの字のゲーム」の作詞もされています。

 

 

ところで、「ハドソン総合型録」は、こんな感じでした。

 

こちらは、総合型録の表紙です。

厚さ6Cmのバインダー形式で、新作が出る度にページを増やしていく事が出来ました。

 

 

中はこんな感じになっています。

当時は、3000〜5000部くらい作ったのではないかと思われ、私も含めた営業部全員で、店舗に配布していきました。

が、ユーザーに配布したわけではなく、あくまでも店舗用であったため、今では、これ持っているの私だけかもしれないですね。

 

という感じで、カラオケ入りのTVゲームの話しになりました。