〜坂井OTの作業療法日記〜 | 明範荘 川名山荘 ブログ 日々徒然のこと

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愛知県愛西市・名古屋市昭和区の老人福祉施設。

こんにちは

明範荘 特別養護老人ホーム、機能訓練指導員の坂井です。

 

今年度より、入居されている利用者様の活動の拡大や

参加の機会の増大を目標として、作業活動を、はじめました。

 

作業活動って、何・・?と思いますので、

様々、意味合いがありますが、私なりの考えといたしまして、

 

 

その人(本人)が、様々な環境の中で、

 

頭で考え、手や足、身体を使い、

 

何らかの、【作業に取り組む】と行う事で、

 

意欲の向上であったり、活動的になれる事だと思います。

 

 

活動を行っていく中で、利用者様の今出来る事を引き出し、

日常の生活が、少しでも活動的になれるように、

行っていきたい!と考えています。

 

実際に今、皆さんに行ってもらっている作業活動は、

『革細工』と、『塗り絵』

 

今回は、革細工について・・・

革細工は、作業を行ってもらう中で、

段階を付けやすい作業の1つになります。

 

 

一例をご紹介します。

①型取り(革に形を書く【構成能力】)、

 

②成形(鋏や専用の包丁で切る【目と手の協調動作】)、

 

③スタンピング(木槌と型で模様付け【注意の持続性】)、

 

④色づけ(塗料で色を入れる【発想力】)。

 

等など、利用者様に合わせて、工程を行ってもらっています。

 

 

また、身体の面から考えると、座って作業を行う為、

座って過ごせる時間が、ある程度必要になります。

 

その他にも、手指を使い、革を切ったり、木槌で打つ等、

体幹や手指の力も必要になります。

 

こうした、活動を通じて、日常生活の活力となって、

利用者様の自立支援介護へ繋がっていく事を願い、

行っていこうと思います。

 

 

普段の様子です。

●厚い牛革を切る、成形

皆さん楽しみながらも、集中して硬い革を切っています。

 

●続いては、スタンピング

木槌と、刻印を持ち、スタンピングを行っています。

 

慣れない作業でもあり、初めは刻印が

ズレてしまう事もありましたが、

次第に慣れてきて、キレイに木槌で打つ事ができました。

 

●最後に、色づけ

12色ある中から、好きな色を選んでもらい、

ガーゼを丸めたもので、軽く叩きながら色を付けていきます。

 

力の加減や叩く頻度により、色の濃さや模様が変わってくる為、

出来上がりをイメージしながら、作業を行っていました。

 

完成が、こんな感じです。

   

 

小さなコースターの完成!

普段使っても良し! 部屋の飾りにしても良し!

 

作品が出来た達成感や成功体験、自分で作った楽しみを、

利用者様と一緒に共有し、今後も行っていきたいと思います。