2006年02月02日(木)

そこのけ、そこのけ、ジョディが通る

テーマ:映画の感想

「パニックルーム」以来3年ぶりとなるジョディ・フォスター主演作「フライトプラン」を見てきました。

乗客の1人になったつもりで恐怖のフライトに付き合うことにしましたが、さて・・・。


あらすじ

航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)は夫が自殺したことで深く傷つき、6歳の娘ジュリアをつれてドイツから母国・アメリカへ帰国する決心をする。順調なフライトが続く中、カイルが居眠りから目を覚ますとジュリアの姿が見えない。機内を探すカイル。しかし、乗客はおろか乗務員さえ娘の姿を見ていない。

さらに追い討ちをかけるように、夫と共にジュリアも死亡したという連絡が地上から入る。

果たして、娘と共に飛行機に乗った記憶は不安定な彼女の心が見せた幻なのか?彼女は狂ってしまったのか?

しかし、ついに彼女は娘が飛行機に乗ったという確かな証拠を発見。彼女を助け出すためにたった一人で行動を開始する。


映画前半、主人公の心の不安定さを映像(死んだはずの夫と一緒に町を歩く)で見せ、設定上彼女が正しいとわかっていても、ついつい彼女が狂ってしまったという展開なのかも、と思わせられます。

また、主人公がアラブ人を犯人ではないかと疑うところなど、9・11以後の飛行機に乗ることへの漠然とした不安感も巧みに織り込んで緊迫感を演出します。

さらに、乗員・乗客の無関心さ。現実に周囲の無関心さが原因で起こる事件・事故が多いだけに、映画の中の設定は極端だとしても、まったくの絵空事とはいい切れないのが怖いところです。

後半、娘の生存を確信した後は、もう彼女の独壇場。ジャンボの構造に詳しいのをいいことに、機内を縦横無尽に駆け巡り、娘を探すために奮闘します。

たまたま乗り合わせただけのほかの乗客にとっては怖い思いをさせられるだけでいい迷惑ですが(笑)、そんなことはお構いなし。でも、それでいいのです。なんといってもハリウッド映画ですし、それどころか乗客たちの無関心ぶりにもっと怖がらせてやれ、と思うかもしれません(笑)。

アクションシーンはあるものの控えめで、大げさなシーンで観客の感覚を麻痺させるようなことはせず、丁寧な心理描写の積み重ねで盛り上げていき、クライマックスまで飽きることなく楽しめる見ごたえありのアクションスリラーといえるでしょう。

ただ、最後にひとつだけ。ラストシーンで、疑ったアラブ人に対して「ごめんなさい」の一言があっても良かったように思います。


監督はドイツ出身で本作が初のハリウッド映画となるロベルト・シュヴェンケ。

主演は説明不要のジョディ・フォスター。

航空保安官カーソン役に「ニュースの天才」のピーター・サースガード。

機長は「ロード・オブ・ザ・リング」のショーン・ビーン。

スチュワーデスのフィオナ役に「トラフィック」のエリカ・クリステンセン。

また、精神科医の役で「推定無罪」「ザ・プレイヤー」のグレタ・スカッキが出演。ここ最近まったく映画でみかけませんでしたが、どうしていたのでしょうか?知ってる方いらっしゃいます?


公式サイト

http://www.movies.co.jp/flight-p/index.html


ノベライズ版

ピーター・A・ダウリング, テリー・ヘイズ, ビリーレイ, 番 由美子
フライトプラン
サントラ
フライト・プラン オリジナル・サウンドトラック
「タイタニック」のジェームズ・ホーナーが音楽を担当しています。
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