修士課程修了 | えいきの修学旅行(令和編)

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 3月25日付で佛教大学大学院文学研究科(歴史学専攻)修士課程を修了しました。

 4年満期在籍させていただいたわけですが、後半2年は仕事があまりにも忙しく、ときに心身ともに破裂しているような日常でした。しかし加澤先輩や頸城の友達、ネットの友達みなさんの激励とほたるスタッフの協力を得て、修論、業務とも達成することができました。

 私が研究のテーマとしたのは「戦国期越後上杉氏の城郭構造と権力体制の進化過程」なのですが、一応の修論の合格にはなったのですが、私が書きたかったことの一部分でしかなく、それも無理やり押し詰めたため実際はわけのわからない修論となってしまい、やりたりないという思いとともに、私の研究テーマを文献史学でやるというのは困難であるということも悟りました。

 そこで「上杉氏の城郭構造の変容」は考古学で、「上杉氏の権力体制の変容」は文献史学でと、研究手法を分けて行えばいいと思い至りました。そのなかで照合できる点はそれを指摘すればいいと。

 なので明日4月1日からは学部の考古学のコースに3年次編入させていただき、考古学という研究手法で論文(卒論)を書いてみることにしました。履修は以前の歴史学科と修士課程での学部聴講で大部分すませており、それほど負荷はないです。また9月からは文献史学の追加履修と研究指導を受けさせていただく内諾を得ていますので、夏までに研究、生活ともに整理をつけて、新たなステージに挑んでいこうと思っています。

 大学の先生方、加澤先輩、ほたるのスタッフ、ネットの友達、頸城の友達、にゃんこ、ご縁をいただいた皆様、ありがとうございました。

 

花ヶ崎にて頸城の友達に学位記、撮影してもらいました

(大学院修了式には出席しなかったので)

 

直嶺城

(カバー、私を避けるため添付)