2019年10~12月期のGDPは前期比から-6.3%という、過去25年で4番目に悪い数字となった(3月9日発表)。昨年からの消費増税の悪影響が非常に大きく出ている中、迎えた2020年であるが、新型コロナウイルスの蔓延がさらに追い討ちをかけるようにダメージを与えている。

 

アート市場のゆくえはどうだろうか。

 

一般社団法人アート東京による「日本のアート産業に関する市場調査2019」によると、日本国内のアート市場規模(「①美術品市場」「②美術関連品市場」「 ③美術関連サービス市場」の3つからなる)の総計は3590億円という。これは、前年の3434億円を156億円上回る数字となっている。

またその内訳の「①美術品市場」のうち、ジャンル別で日本画が513億円と洋画の434億円を抜いてトップになったという。

楽観的に観れば日本画の見直しと再評価がますます進んでいると言えるのかもしれない。

 

そうした盛り上がりを反映しているのだろうか。

今年に入ってからは、国内のオークションでは与謝蕪村の名品が1億で落札されたり、北斎の肉筆浮世絵が5千万近くで落札されている。

 

しかし翻ってみると現代美術や西洋絵画ははるかにそれを上回る価格で落札されている。

その希少性や芸術性に比べると、日本美術の評価はまだまだ正当なものとは言い難いといえる。昨年の状況が継続するのであれば日本画の市場規模はますます大きくなっていく可能性がある。

 

<参考画像>

与謝蕪村「夜色楼台図」(国宝)

 

 

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