ゆめ




崩れゆく廃ホテルの中

幾多もの罠が張り巡らされて

人々はパニック


その中、勇敢に1人立ち向かう私



雨漏り?のフロアで

水浸しで、水溜りだらけの床



剥き出しの電気版?

を、食い止めるべく

自分の履いているスニーカーの底面を水溜りにつけて大股で他の水溜りとまたぐ


自分が避雷針代わりになって電気が床に抜けていく(多分)



これは電気の知識があるからこそ咄嗟の判断で出来た事とはいえ

あまりにも危険な賭け

(現実にそんな知識は無い)



そのあと、皆は

私の暗躍のお陰で

ホテルから無事脱出していく中

どうしても私1人だけ窮地に追い込まれていく 



地下廊下で

ようやく敵の本丸、

戦ってきたボスが姿を現した

背後から現れたので容姿は確認出来ない

「なかなかやるじゃないか」


パチ、パチ、パチ、

パチパチパチ

とゆっくりからテンポが早まる

いかにも嫌味な拍手をおくられ

(なかなかやるじゃないか、も肩をすくめるような鼻につくジェントルマンな言い方)


冷や汗をかきながらタイミングを見極め

振り返って人影を確認すると

なんとそれは

皆から慕われている若社長あいざわであった。


「あいざわ…、おのれえー!!」

(ケイゾクの影響ぽい)



おわり