名古屋芸術大学の学長がセクハラをしたの、しないの、

問題になっています。

 

学校の理事長・川村大介が言うには、

学内に「調査委員会」を立ち上げて調査してきたけど、

「処分するべきハラスメントが行われたとは認定できない、との結論に至りました」

「憶測による報道は、学生の皆さんをはじめ関係者のプライバシーを損なうものであり、謹んでいただきますようお願い申し上げます。」

                              (学校HP)

という声明を発表しました。

 

「学長」というのは正確にいうと「次期学長就任予定者」来住尚彦(63)らしいのですが、

毎日新聞の取材によると

「調査委員会」では次期学長就任予定者・来住の行為を「セクハラに該当し得る」としつつ、「悪質性は高くなく、重い処分は相当ではない」と評価しているのだそうです。

 

では来住によるセクハラとはどういうものだったのか、

学生がミュージカルの稽古中に来住から「指導」として頭をなでられたり、肩を組まれたり、殊更に指を絡めたりするものだったようです。

やられた人間にとっては確かに気持ち悪く、セクハラに該当、

理事長・川村がいうように、「処分すべきセクハラ」に該当するかどうかは学校の「調査委員会」でなく、第三者の、外部の「第三者調査委員会」が決めることでしょう。

 

しかしその前に、わたしの記憶が正しければ名古屋芸術大学、

去年から「次期学長」をめぐって、内部紛争の噂の絶えない学校でした。

 

前学長の「竹本義明」は「宮川彬良」を次期学長に譲りたいと思っていたらしいのですが、

川村大介理事長は「来住尚彦」を次期学長にすべく、

「竹本義明」が「心身に故障がある」という理由で学校を出入り禁止にし、

その間に「次期学長には来住が選任された」とプレスリリースを発行、一方的に、勝手に、決めてしまって騒動が始まったようなのです。

 

その川村が推した「来住」がセクハラをしたと訴えられたのですから、それを無視するのは当然でしょう。

 

では問題になった「葛見尚彦」とはどんな人物なんでしょう?

なんでも早稲田大学理工学部出身で芸術とは関係なく、

元TBS社員、「アートフェア東京」(聞いたことがない)というイベントのプロデユーサ、ジャニーズとの親和性も高く、

業界にありがちなビッグマウス、大口叩きらしく、

「マカオのカジノで名古屋芸大をデビューさせる」

なんて言っている人らしいのです。

「マカオのカジノ」の意味、価値が解りません。

 

一方の学長候補者にあがった「宮川彬良」は何者か?

ご存知「マツケンサンバⅡ・Ⅲ」の作曲者。

ナベプロで「恋のバカンス」「ウナ・セラ・ディ東京」「ふりむかないで」など、ザ・ピーナツのヒット曲を書いた宮川泰の息子です。

 

こう申してはなんですが

まあ、どちらも「芸術」というよりエンタテイメント

日大芸術学部や大坂芸術大学とおなじカテゴリーの「芸術」、

「演芸大学」と名乗った方がいいのではないか、

 

してみると

「セクハラ」への対応が緩いのも納得?

 

エビフライが好きな名古屋ですから、そんなものなんでしょう。

 

なんてことでは困ります。

是非、毅然とした対応をしてもらいたいものですが

この「セクハラ騒動」が「次期学長問題」と微妙に絡んでいるだけに

マスコミもイマイチ、突っ込んで採り上げにくいようです。

 

ま、疑惑の固まり

先ず摘み取るのが一番だと思いますが・・・・・。

 

ハヒフヘホ。