地震10日後の ストーリー

正月早々200人以上の被害をだした能登半島の地震+津波、

時が経つにつれて被害が拡大、

並大抵の惨事でなかったことが明るみになってきます。

 

そんな折、きのうでしたか一昨日でしたか珠洲市の小学校が再開、

始業式をあげたニュースが流れていました。

 

あゝ、それぞれに被害に遭ったであろうに、

やっと登校できるまでにすこし落ち着いたのか、

よかったよかった

と思っていたのですが

 

ニュースはそれに続けて

「全校60人の生徒はお互いの無事を喜び合い、

 校長先生から・・・・・・」

 

全校生徒が60人

山間僻地の学校でもあるまいし、市街地の学校で全校生徒60人?!

珠洲市って、一体どんな「市」なんじゃ?

(「珠洲」も、これまで勝手に「たます」と読んでいて、今回の事故で「すず」と知った)

 

能登半島のヒストリー

調べてみたら珠洲市、人口 1万1000人!

おいおい、「市」って、人口が5-6万人住んでいるんじゃないの?

調べてみたら羽咋市の人口も、1万9000人!

(羽咋を「はくい」と読むのも初めて知った)

 

輪島市もなんと、2万2000人。

あの全国区の輪島にしてからがこの人口、

七尾市で漸く4万7000人、加賀市6万人、白山市11万人、

 

「石川県」って、どういう県なんじゃ?

「県」自体がもう辺鄙、過疎地域、限界集落、

早晩滅びる運命にあったのではないか?

 

今回の地震が消滅の起爆剤になった?

と思いますが、

避難住民たちは「ここから離れるつもりはない」「早く再建したい」

なんてのたまっておられました。

 

更に調べてみたら珠洲市、

2022年6月(1年半前じゃないか)にも震度6弱の地震に見舞われているではないですか。

然も今回、珠洲の下を走る活断層4000年ぶりに目覚めたとか。

 

活断層のことはよく知りませんが、

一度目覚めたら、寝つかせるのは容易ではないのではないでしょうか。

子守歌も通用しないでしょうし「砂の嵐」も効かないでしょうし、

どうしたらいいのでせう?

 

桜井よしこのヒステリー

なんて思っていたら、CXの番組で桜井よしこ婆さんが

「自治体はこういう災害のとき、すぐ自衛隊に救助を頼もうとする。

自衛隊は国を守る戦争をする軍隊で、人命救助や道路整備が仕事ではない。

若し地震で救助作業をしている最中に中国や北朝鮮が攻めてきたらどうするんだ!」

と怒っておいででした。

 

桜井婆さん、続けて

「なんで自治体が自衛隊に頼るのか聞いたら、

 民間に頼めば金がかかるけど、自衛隊ならタダだから頼むんだと言うじゃありませんか、

 なんて下品な連中なんでしょう!」

 

国防予算を災害に遭った民間人の救助や道路修復に使うことに、えらくご立腹みたいです。

「国防予算」っていったって、所詮税金じゃないですか。

自分の金でもなのに、なんでそんなにカリカリ怒るのでしょう?

 

そんなに自衛隊のことが気になるのなら今回も、

自衛隊は政府の「出動要請」が出ないのにも拘わらず、「自主的に」出動しています。

「自主的に」といえばカッコがいいですが

内閣の出動要請なしに「勝手に」動いた、ということです。

(わたしの認識が間違っていたらゴメンナサイ。)

 

最近の日本はこうしたことに無批判、無自覚、鈍感、不感症になっていますが

「軍隊」が勝手に動いて、いいのでしょうか。

それで「内閣」は心配しないのでしょうか。

「国民」も、兵器 平気みたいです。

 

なんだか怖い時代になりました

どすえ。

 

アイウエ・イヒヒヒ・いやさお富、タチツテ・ドスエ。