この土地はさまざまな思い入れがある。
通い始めて12年、住み始めて4年弱
生きてりゃ楽しいことばかりじゃない。辛いことや悲しかったこと、様々な想いが交錯する。
他人の幸せを羨み妬んでは、不幸自慢で飯を食う。そんなヒロイズムもおあつらえ向きだったりで。
ある意味、そんなモノを生きる糧にしていたことも否定はしないし忘れることもないだろう。
人間の脳みその容量は積載制限があるから、毎日新しいものごとが上書き保存されていく。手足二つずつしかないから、そんなに多くのものは持っては歩けない。
なにか一つのことを選び取る為には、それと同等かそれ以上のものを手放さなくてはならない。欲深いわたしはいつだって全てを抱え込んで手に入れようとしてたけど、生きるうえで本当に大事なことって、おそらく数えられる2、3しかない。
……なーんて言い聞かせながら大半がゴミでしかない部屋を片付けてるんだけどね
閉ざされたその幕を引けば
照明も小道具もないが
これでいい これがいい
これが これが 僕の舞台だ
空っぽで何もない僕の毎日を歌いましょう
ありのままの 僕を描いた ロクデナシ劇場
