心を開けないあなたに伝えたいこと | 本質を極める ~わたしの価値観~

ご来店の際、みなさんはカルテに

住所やメールアドレス等の連絡先を書きますか?

他店のことはわかりませんが、

うちのサロンはほとんどの方が記入してくださいます。

特に、メールアドレスを書いて下さる方は多いのですが、

その理由はご来店の際に選んだ香りの心理的な傾向や、

身体への効能を中心にメールでご連絡を差し上げているからです。


だから逆に、そのようなフィードバック情報が必要ない場合は、

メールアドレスは書かなくて構いません。

また、住所に関しては、なぜ記入していただくかというと、

急な体調変化で救急車を呼ぶ際、

どこの誰だかわからないと困るからです。

特にマタニティで利用される方は、

ご家族の連絡先とかかりつけの病院の連絡先も必須です。

うちの場合は、

DMを送るために書いていただいているのではありません。


これらの理由は、ご来店の際に説明を省いておりますが、

それは救急車を呼ぶ可能性は現実的に低いからです。


ただ、住所やメールアドレス等の個人情報を

記入されない方に伝えたいことがあります。



それは、気持ちを楽にして、ご来店いただきたいということです。

個人情報の扱いに対して意識が高い方や、

書くのが面倒な方、

ご事情はそれぞれだと思いますが、

私から見ると心を閉ざしていると感じます。


でも、初対面のセラピストに心を開けなくてもまったく問題はありません。

それは、その心ごと少しずつゆるめて開いていくのも、

セラピストの仕事だからです。


私自身、セラピストになる前は、

「とにかくマッサージだけしてくれればいいんで」

みたいな感じで施術を受けに行ってました。


私は連絡先を書くことに抵抗はないけど、

勧誘メールとか届いたら面倒だなとか、DMいらないし、とか思ってました。

だけどね、今になって思えば、もったいなかったなって思います。

なぜ素直に体を預けられなかったんだろう、

任せられなかったんだろうと。

身体を楽にしてほしいのに、

あんなふうに気持ちを閉ざしていたら、

楽になるものもならないなって。


だって考えてみてください。

服を全部脱いでパンツ1枚でベッドに横たわるのに、

相手に心を許してないってどういう状況ですか?


ここまで来たらまな板の鯉。

身も心も預けて観念してしまった方が楽です。


何かしら理由があって選んだサロンなわけですから、

「何卒よろしくお願いします」という気持ちでゆだねられたら、

きっともっと良かったに違いないと思うのです。


心を閉ざしているから、

心が頑なだから、

そんな体になっていたんだし、

身体が楽にならないんです。

 

セラピーの良さが感じられないんです。

今は、信頼してるセラピストさんに

毎月メンテナンスをしていただいていて、

全身全霊明け渡してお願いしています。


ご来店くださる皆様にとっても、

そのような心持ちでお越しくださると、

よりよい時間が過ごせますし、

例えそうでなくても、

少しずつ信頼していただけるように頑張ってまいりたいと思います。


なので、まずは心をゆるめて開くところから、

セラピーをお楽しみいただければと思います。


結果的に、うちのサロンは、

住所もメールアドレスも書かなくて構いませんので、

ご来店くださったからには私に全てをゆだねてお任せください。

 

 

このブログは、下記ページからの転載です。