今日は、数年前に書いた記事をご紹介します。
「たまねぎ」のことを考えていたら、思い出したのです。
私は小さい頃「たまねぎ」と聞くと、徹子ではなく、
ムーミンに登場する「ミー」を思い浮かべたものだ。
今でも時々、八百屋でこの尖った頭をみると、
あの意地悪そうなミーの顔を思い出す。
玉ねぎはどうしても苦手。
皮を剥いただけで目に痛みが走り、涙があふれるから。
フランスの厨房で研修していた時も、
皮を剥くだけで泣いている私はよくからかわれた。
この「泣かせる」原因は
「メチルメルカプタン」という揮発性のガス。
成分は「硫化アリル」。
曲者だけど、血液の凝固を抑制し、血液をサラサラにする優れもの。
ガスの発生を抑えるには、たまねぎをよく冷やして手早く切るとよい。
本当は生で頂くのが効果的なこの野菜。
だがこの寒い季節は、フランスのカフェの定番
「オニオンスープ」で温まるのはどうだろう。
というのも
たまねぎには代謝を高める作用もあるので、
冷えて固まった体にはありがたい。
また、年末年始の飲みすぎ食べすぎで疲れた身体にも、
たまねぎがもつ「消化促進」「疲労回復」
といった効果も期待できるのである。
なんとも、身体に沁み込ませたい野菜だろうか。
また今回、たまねぎについていろいろ検索し、
発見したことで意外だったのは、たまねぎが、
「不眠症」や「イライラ ストレス解消」にも効果的であるということ。
そしてまた、イライラ顔の「ミー」が思い出されたのだ。
「ミー」にも食べてもらいたい。
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あのころは、玉ねぎを見るとミーを思い出していたのかー。
わたしって、何かをすぐに「知っている誰か」に結び付けようとする。
もしくは、「誰か」は何に似ているか?って空想する癖があるんだなー。
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