今朝、泊めて頂いた民泊のお宅の畑で、大根を抜きました。
恐々大根に手を触れたら、大根からわたしにくっついてきた。
力を入れなくても、大根はゆっくりと土から上がる。
大きな大根を、結局２本引き抜き、大きな葉っぱ付のまま持って帰りました。
今回、鳥取へ行った目的は森林セラピー。http://www.fo-society.jp/
森林セラピーは、雨が降って寒かったため、
ストレス値は、セラピー前よりも後の方が数値が上がってしまい残念！
さて、この森林セラピーは、過疎化が進む町の活性化を図ろうという目的もあり、
町を上げて、森林セラピーをバックアップしています。
そのひとつが「民泊」。いわゆるホームステイです。
森林セラピーと宿泊はセットになっていて、セラピー後は民家へ案内され、
そして、その日の夜はそのお宅に泊めて頂きます。
（別々に支払うので、宿泊はしなくてもよいと思います）
食事は、そこのご家族と一緒に作り、
↓
そして、一緒に頂きます。
わたしたちが泊めて頂いたお宅は、
６０代のお父さんとお母さん、そして９０歳のおばあさんの３人家族。
料理は、お母さんと一緒に作りました。
「今日は、手作りこんにゃくと、白いご飯、カニ入りに味噌汁、松葉ガニ、
カレイの煮つけ、貞子さんの茶わん蒸し、ほうれんそうの胡麻和え、
かぼちゃの牛乳煮・・・これしかないんだけど。」
って、お母さん！十分すぎでしょう！！
これに、お父さん自慢の売りに出ていない地酒を、
お母さんの仲良しさんも一緒に、６人で頂きました。
９０歳のおばあさんも、コップ１杯の日本酒を飲み、
おばあさんや、お母さんの結婚に至るなれ初めを聞き、
仲良しさんの話を聞き、お父さんの入れ歯が飛び出し。
家が震えるかも？というくらい大笑いをしました。
料理を作っている時点から、初めてお会いしたような気がせず、
すっかりご家族と打ち解けてしまったわたしたち。
本来、人見知りなわたしには、とても珍しいことでした。
翌朝も、朝食を一緒に頂き、畑へ連れて行ってもらい、
本当によくして頂きました。
どの瞬間瞬間も、ふと我に返ると心に沁みて涙が出そうだった。
わたしは、こんな風に誰かのために心を尽くせるかな？
こんなに純粋に気持ちを込められるかな？
先日の佐藤初女さんも、
このご家族も、内から溢れ出す喜びが流れ出しているのですね。
だから、純粋な気持ちで人にかかわることが出来る。
こちらのご家族と、そしてこの町の方々との触れ合いは、
他のどんな物も及ばないセラピーとなりました。
９０歳のおばあさんは、わたしたちと話し、
「２年寿命が延びた！」って笑っていました。
でも、若い男性だったら「５年延びるかも」だって。
町でも「おちゃめ」で評判のおばあさんなのでした。
みなさん本当にありがとうございました！
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