東京時間の6日朝、格付け会社S&Pによって
アメリカ国債の格付けが最高ランクのAAAから一段階引き下げられて
AA+になりました。

アメリカ国債の格下げは初めてのこと。

今まで、リスク回避の資金の逃避先にされるほど
安全な資産とされてきたアメリカ国債だけに、
格下げの報道はインパクトがあります。

一部の報道では、
「市場の混乱」「ドル安、株安、債券安のトリプル安」
「さらなる円高進行」「ドルの投げ売り」などの見出しが躍っています。

でも、どうでしょう?

歴史的な円高で市場参加者の気持ちが不安なときに
このニュースをネタに仕掛けをする人たちはいるかもしれませんが
「格下げ」イコール「デフォルト」ではありません。

アメリカ国債を保有することが、突然危険になったわけでもありません。

そもそも、日本国債に至っては、
今年の1月に、同じS&Pが、AAからAA-に格下げ。
(「AAA」「AA+」「AA」「AA-」・・・の順)

つまりアメリカより2段階も下に置かれているわけです。
それでも「日本国債は返済能力が高い」という理由で
未だに買われ、保有されています。

(しかも円は歴史的な高値!)

さらに、ここ数日間のアメリカ株安は、
まさにこの格下げ懸念から起こったものでした。
つまり、ある程度は予測され織込んでいる材料かもしれないのです。

まずは、この材料で動揺して投機筋の仕掛けに乗らないこと。
乱高下するマーケットに振り回されないこと。

日銀や政府への提言としては、
持続的な円安措置を続けることをお願いしたいです。

一定の水準での連続した介入を繰り返す。
日銀は非不胎化でマネーサプライを増額する。
などなど。

今の段階で将来のインフレリスクを考えるのは理不尽です。
バブルの後遺症なのかもしれませんが、
今の日本の状況に応じた適切な対応をお願いしたいです。

       (*^^*)

・・・って、ここんとこ堅いブログが続いちゃってますね。

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