「ナシやリンゴの選別に…」
蜜入りの果樹、といえば「蜜入りリンゴ」…。甘いリンゴの代名詞です。
蜜が入りやすい条件は、収穫期の低温、ホウ素過剰など。
ソルビトール(糖)が細胞内に入らず、水とともに細胞間隙に蓄積したものが”蜜”と言われています。(未だ仮説のようです)
一方、ナシの果肉の一部が半透明になる「みつ症(蜜症)」は、シャキシャキの食感が無くなったり、果肉が褐変するなど、フルーツとしての価値が無くなる生理障害です。
主な原因はカルシウム欠とか。
園地の乾燥、根の機能低下、梅雨と秋の長雨、真夏の高温・乾燥も要因にあるようです。
リンゴは、暖地栽培で”早期みつ症”になることがあるそうで、温暖化による高温は要注意かも知れません。
先日、「果実にあてるだけで 梨のみつ症を検知」というメールが届きました。
数年前に糖度計を買ったメーカーから、いろいろな検査機の案内をいただいています。
弊社の糖度計は、果汁で調査するもの。
紹介の糖度計は、非破壊糖度計で光センサーによる測定です。
新たに、ナシのみつ症を検知する機能が付いたそうで、栽培の現場のご要望に応えた開発品とのこと。
梨の表面にあてるだけで、傷つけずに糖度を調べ、みつ症の判定もできるそうです。
選別の簡便化と精度向上になりますね。
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