「食（餌）でつながる生態系に目を向けて」
無農薬栽培、低農薬栽培、減農薬栽培…。
環境の中での農薬の存在は、理想と現実、思想や価値感で捉え方が変わります。
できるだけ農薬を使わずに作物を栽培するための技術に取り組む中で、昆虫に目を向けたくて写真展に行ってきました。
いつもは遠くの山の上で方向の目印のように見ていた建物…。
小諸高原美術館で明日まで開催の、海野和男写真展「庭の自然とファーブル昆虫記の世界」です。
コロナ禍で出合った庭の昆虫たち、という写真の素材は、準高原地帯の自然の営み。
好みの花の蜜を集める蝶、植物の葉を食べる幼虫と、それを餌にする昆虫…様々な生態系が撮影されていました。
海を渡るという蝶「アサギマダラ」の飛来地でもあるこの地域は、ちょうどこれから飛び交う姿を見られるとか。
フジバカマの蜜を好むことから、庭に植えておくと９月に立ち寄ってくれるようで、地域で植栽を勧めています。
秋の七草のひとつ「フジバカマ」…、帰りに小諸駅前の停車場ガーデンで「キクバフジバカマ」を買ってきました。
宿根草なので、わが家の四季の彩になってくれそうです。
生態系は、共生が基本…。
小さな命に目を向けられる暮らしは素敵です。
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ブログ春夏秋冬いつもそよ風
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