皆様、おはようございます。
もう、本当に毎日、寒いですね。今年は暖冬だという声もちらほら聞こえてきますが、ホント
に？ と思うくらい寒いです。
年のせいで、寒さも余計に感じるんでしょうか、、、
さて、昨日は韓流時代劇「オクニョ～運命の女～」を見ました。第一巻です。
うーん、何というか、このドラマのヒロインも波乱に満ちた生涯の幕開けですよね。
大体、獄中で生まれたというところからして、この子のこれからの人生は数奇なものになるん
じゃないかなと予測できます。
しかも、お母さんは大きなお腹を抱えているにも拘わらず、生命に危険にさらされて必死に逃
げていた、、、
その途中に都まで来て、典獄署に辿りついて出産して亡くなった。親切な役人に出逢って、ま
だしも不幸中の幸いでした。まぁ、ドラマを見ていると、このお役人は小心ではあると思います
が、基本的には善良な優しい人のようです。
オクニョのお母さんは追跡者に斬りつけられていて、出産直後に亡くなったのですね。
出産そのもので亡くなったのか、刀傷が原因で亡くなったのか。
恐らく両方でしょう。それでなくとも大切な時期に、逃亡を続けて身体は弱り切っていたはず
で、もしかしたら怪我をしなくても出産で亡くなっていたかもしれません。
しかし、オクニョは持ち前の運の強さで、一度捨てられたにも拘わらず、逞しく典獄署で成長し
ます。
当時の朝廷ではユン・ウォニョンという男が権勢を誇っていました。
ええと、この時の王様は確か中宗で、ウォニョンの姉が中殿、つまり王妃というわけで、だから
こそ、この男は
―私は中殿さまの弟で、国王殿下の弟だ！
と、怖い者知らずなんですね。
ということは、中宗って、もしかして「七日の王妃」の王妃様の夫！？
あの可愛くて気の毒なタンギョン王妃を一途に愛していた王様の後妻さんが「オクニョ」の王妃
様？
もしかしたら、また、とんでもない誤解をしているのかもしれませんが、、、
ということは、このドラマは「七日の王妃」の時代と繋がっているわけで。
中宗というと、どうしても「七日の王妃」のヨクを連想してしまうので、後妻さんの弟に良いよう
に操られる王様になるなんて、何をしているのかと怒りを感じます―笑
話は「オクニョ」に戻りますが、成長したオクニョは15歳にも拘わらず、聡明で機転が利きま
す。
このウォニョンにも気に入られ、屋敷に招待されました。そして、その側室にも気に入られ、絹
の上等の服を贈られたのです。それを着て屋敷を出たところ、ウォニョンの娘と間違えられ、山
賊一味にさらわれました。
実は典獄署に一味の頭が捕らえられ、数日後に処刑が決まっています。手下たちは頭を救い
出そうと、権力者ウォニョンの娘をさらい、娘の生命と引き替えに頭を解放させようという計画で
す。
しかし、オクニョは娘ではありませんから、ウォニョンはあっさりとオクニョを切り捨てます。
頭は処刑され、オクニョは手下たちに殺されかけたところ、捕盗庁の役人たちが山賊の根城
にやって来て救出されました。
本当に運の強い子です。
オクニョ役の子役の女の子がとてもかわいくて、聡明で溌剌としたところがうまく出ています。
この子も将来、有望な役者さんですね。
恐らく、これから様々な試練が降りかかってきても、この持ち前の運の強さで乗り越えてゆくの
でしょう。
さて、オクニョの素性ですが、王妃がオクニョの母の追跡を気にしていたことと、オクニョのお
母さんが持っている立派な簪が王妃の持っているものと同じであったことから、ズバリ、王女で
はないかとラビ村は推察します。
スミマセンねぇ、また、的外れな予想をしてしまいました。
しかし、王室にゆかりのある子ではないかとは思うのですが、どうでしょう。
このドラマ、原題は「獄中花」というらしいですね。良いタイトルだと思います。
典獄署という苛酷な環境、生まれながらに母を失ったという運命にも曲げず、見事に花開いた
美しい花、それがオクニョということでしょうか。
元々は「獄女」で、それではあんまりだから「玉女」という名になったというのも納得です。
面白そうなので、これからマイペースで視聴してゆきたいと思います。