平成30年慶應高校国語第1問を解説させて頂きました!目黒中崎塾 | 目黒慶應研究会(目黒教室・市が尾教室)のブログ

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慶應内部進学者のために内部進学者が経営する塾です。明治大学付属中野→慶應義塾高等学校→アサヒビール株式会社→早稲田大学大学院→独立開業して現在に至ります。やはり慶應は素晴らしいと感じています。慶應生の独立自尊を応援します。


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いつもお支えいただき心より感謝申し上げます。

本日も沢山の生徒たちと一緒に学問できました。

生徒たちの成長を感じ、大変嬉しい1日でした!

 

 

今年度は

 

国語

 

が合否を分ける科目でした。

 

※平成30年後慶應高校国語第1問を解説させていただきました。

 

 

塾サイドからの内情を正直にお話しすると、

 

慶應高校合格者を出すための生徒集めのコツは

 

ネイティブの帰国子女

 

を集めることでした。

 

とにかく、英語で100点を取れる生徒を集める、これがポイントだったと思います。大手塾は皆そうやって合格者を確保していたと思います。

 

英語100点

数学70点

国語30点

 

で合格!というのが帰国子女が一般枠で受験する場合の戦略です。

 

なので僕の慶應高校時代の友人で慶應高校からの入学者は7割が「帰国」という印象です。

 

ちなみに、私が慶應高校に合格したときの点数は

 

英語 85点

数学 80点

国語 80点

 

という感じでした。私は帰国子女ではないので、英語の85点というのは学問としての英語を積み重ねて中学3年が取ることのできる概ね最高点だと思います。帰国子女ではない受験生ならば英語で70点を取れば合格ラインだったと思います。

 

しかし今年度は、帰国子女の生徒にとってはこれまでの戦略が使えないテストでした。なぜなら、

 

全ての科目が軟化したからです。

英語も数学も国語も、日本にいて学問として各科目に取り組んでいれば概ね9割はとれる問題です。教科書、新中学問題集発展編、データベース3000のみで各科目9割取れます。

 

そうすると国語にビハインドを抱える帰国子女の子は大きな負債を抱えて試験に望まなくてはいけませんでした。

 

慶應という学校のマーケティングを考えた場合、レベルの高い帰国子女を採用する=合格させる、ことは定石だったと思います。なぜなら、同じ大学名ならば、学力以上に英語力が就職で評価される時代だったからです。帰国子女の子たちのにとっても、英数国の三科目のうち英語で圧倒的リードをとって逃げ切ることができる慶應高校の受験は狙い目だったと思います。

 

おそらく時代が変わった、ということだと思います。

英語が喋れても基礎学力がない社会人の就業結果が見えてくる一方で、基礎学力がある、国語力のある人間のパフォーマンスが評価され直されてきたのだと思います。先日も日本一の商社のOBの慶應の先輩とお話をさせていただく中でそんな印象を強く受けました。

 

受験問題は学校にとってはマーケティングの手段の一つですので、10年先、7年先の業績=就職結果に繋がるように採用=合格基準を作ると思います。だとすれば前回に続き、今回の慶應高校の

 

基礎学力を徹底して問う

 

問題は、就職も、就職後も、

 

英語ではない

 

というメッセージだと私は受け取っています。

学問として日本語の文法の中で英語を習得するのも、喋る手段として英語を習得するのも、極めれば同じ着地だと思いますが、その経過では大きく違います。また、日本にいる日本人が喋る手段としての英語を身に付けるのは極めて困難ですし、不要です。

 

じゃあなんだと慶應高校は考えているのか、

 

そうです。今回合否を分けた

 

国語力=日本語力だ!

 

と慶應高校はいっていると思います。

 

是非、受験生の皆様は、国語=日本語の授業を大切にしてください。夏休みに出ている読書感想文なども受験上、本当に役に立つ課題ですので手を抜かないように!

 

※中崎式英語 English in Japanese 好評発売中です。日本にいる生徒はもちろん、帰国子女の子が英文法を確認しながら日本語を習得していくのにも最適だと考えております。

https://ameblo.jp/meguken-keio/entry-12386992166.html

 

 

 

以上です。

お読みいただき心より感謝申し上げます。

 

 

中崎一樹

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