子宮頸がん〜あれから5年 | ちびっこメグ☆の夢飛行~

子宮頸がん〜あれから5年



私は2019年5月27日月曜日に
がん研有明病院で子宮頸がんの為の子宮全摘手術を受けました。
毎年検診を受けていた中で、いつもと変わらず2018年の9月に受けた検診結果の中で、私の異常を見つけてくれた主治医の先生からのお手紙。
「再度病院になるべく早く来れますか?」
その時の衝撃・心臓の鼓動の速さ・震え
5年以上経っても鮮明に思い出します。
急いで予約を取り、先生の所に行くと「今までとあきらかに違う物を見つけたの。放っておくと大変な事になるから、早めに手術したほうが良いと思う」と。
いつも笑顔で会話して下さっていた先生は、その時は、とても厳しいお顔をされていて、それが余計事の重大さを物語っていました。
 「もしかして、私癌なんですか?」
私からはこの言葉しか出ませんでした。
先生は「癌というか癌になる芽を見つけたと言ったほうが良いかも」と。ただし、のんびりしていたら、あっという間に大きな形となって現れて、手術が出来なくなる事もあり得るから、ご家族と全摘か部分的か相談して欲しいと。
父を癌で亡くしている私には癌=死というイメージで、診察室を出てから、溢れ出す涙を止める事が出来なくて暫くお手洗いにこもって号泣してしまい、落ち着くまで長い時間そこにとどまっていた記憶。
帰ってから家族に話すにも、心配かけたくない一心で努めて明るく経緯を説明しました。家族からは全摘をすすめられ、友人からも全員全摘を推奨されました。
この時点でも私自身は全摘するべきか悩んでました・・・。
次の予約まで沢山の本を読み、ネットで検索し、最終的に全摘を選びましたが今こうして元気で過ごせてるのは、あの時の選択は間違っていなかったと自信を持って言えますし、スピードが大事ということも実感しました。

後日談で私の子宮頸がんはスキルス性だった事を聞きました。しかもステージ0での発見だったと。
検診を欠かさず行っていた事で初期の段階で見つけて頂けたのは奇跡に近い事だったそうです。

周りの知人・友人・家族に検診は大事と、これからも伝えていこうと思ってます。

生かせて頂いた命を大切に一歩、一歩、歩んでいきます(*^^*)✨✨