この間の訪問リハビリで、車椅子で外出して身体が硬くなった時の身体の緩め方を教えてもらいました。

車椅子に長時間座っていたり、通った道の状態が悪かったりすると、麻痺側の身体に余計な力が入ってしまいます。
そんな時は、「左腕が重い」「左足の脛が痛い」と父ちゃんは言います。
それと、背中から腰にかけても硬くなっていたりします。

そこで、PTさんが自然に身体が緩む体勢を教えてくれました。

父ちゃんは左麻痺なので、健常な右側が下になるように横になります。

下になった右肩を少し前に出して、上の左肩を後ろに引くようにしたら、右頬がしっかりと枕に付くように少し押し付けるようにします。

それによって、左の首から肩にかけての筋肉が伸び、ストレッチした状態になります。


右腕は力を抜いて伸ばし、左腕は脇に丸めたタオルなどを挟んで、力が抜けるようにします。


両膝は曲げた状態で、下の足は少し後ろに引き、上の足の下にクッション(足を支えられる固めのものか良い)を挟んで脱力するようにします。


この体勢を作り、あとはしばらく横になっているだけです。



体勢を再現できるように写真を撮ったのですが、そのまま載せられないので、絵を描いてみましたカラーパレット鉛筆

8センチ四方の紙の中の父ちゃんが、『借りぐらしのアリエッティ』の小人さんみたいでかわいいチュー


外出すると、麻痺がある身体には負担がかかり、硬くなってしまうけれど、その時は月・木の訪問リハビリでほぐすから、どんどん外に出て生活の質を上げてくださいとPTさんは言ってくれますお願い


そんな恵まれた環境ではあるけれど、2021年10月の左腎がんの手術から1年半、その半年前の腎盂腎炎発症後からおちたQOLをなかなか取り戻せないでいることに落ち込むこともショボーン


でも、この前PTさんが、


「硬さはあっても左足の筋張った感じはなくなったし、緩むのにかかる時間も短くなった」


と言っていたのを聞いて、退院した頃より歩けなくなっていても、身体の状態は良くなっているということを実感しました。

リハビリ病院では、メスを入れて使えなくなった体幹を補うため、麻痺側をガッチリ固めて無理矢理歩いていました。


何度も何度も後退して、もどかしいのはPTさんだって同じなのですよね。

これからも信頼できるPTさんたちと一緒に、父ちゃんを見守っていこうと思いました。





今日も読んでくださり、ありがとうございましたおねがい