ディジュリドゥ | スチャラカでスーダラな日々

スチャラカでスーダラな日々

故・植木等氏の御冥福に因んでkeiのスーダラな日々を紹介します。故人の映画のようにスイスイと軽妙な人生を送りたいものです☆彡

ディジュリドゥ演奏1

ディジュリドゥ吹き口Wikipediaより抜粋
ディジュリドゥ(Didgeridoo, Didjeridu)とは、オーストラリア大陸の先住民アボリジニの金管楽器。

シロアリに食われて筒状になったユーカリの木から作られる。その実複雑多岐に渡る演奏方法・使用目的があり、その名を出したり、楽器を見ることさえ禁じられている特殊な儀礼に使われる特殊なディジュリドゥもある。

原材料のユーカリには数百種があり、その中でもシロアリが好んで食べるものは特定の数種に限られる。通常は自然の状態でシロアリに食べられたユーカリから作られる。アリの巣そのものにユーカリの木を刺し込んだり、少し穴の開いた木にシロアリを入れて口を塞いで強制的に食べさせるといった許しがたい製法も存在している。

太さ、管の内径、長さなどは不定で、部族やクラン(言語グループ)によってその形状と音色は異なっている。長さは80cmから2mを超えるものまで幅広い。表面はウレタン樹脂などでコーティングしただけの木肌ままのものや、アボリジニによって塗装が施されているものもある。吹き口は幹の細い方を蜜蝋で加工して作る。

音を出す方法は、管の一端に口を当てて唇の振動などを利用するもので、金管楽器のトロンボーン、チューバ等にも似るが、その複雑な演奏方法は他に類を見ない。通常、循環呼吸が使われる。

ディジュリドゥ
ディジュリドゥ

ディジュリドゥという名は、オーストラリアに入植した白人がその音を聞いて「ディジュリドゥ」と聞こえたことによって20世紀に入ってから付けられた名前であり、アボリジナル自身はそれぞれの言語グループの言葉で、例えばアーネムランド内でも南西の方では「Mago(マゴ)」、北東では「Yidaki(イダキ)」、クィーンズランド州北部では「Yigi Yigi(イギイギ)」などと呼ぶ。ちなみに、日本に出回っているディジュリドゥの多くはイダキである。

また、アボリジニの間ではディジュリドゥは男性の楽器とされ、女性が演奏することはほとんどない。女性は触れてもいけないとする部族もある。

ディジュリドゥ演奏2