住む家の「暮らしやすさ」は何で決まるのだろうか?
と考えたとき、我が家の場合はまず、
冬暖かい(寒くない)家がいい
というところから始まり、
高気密・高断熱=温熱性能へと行き着いたわけですが、
要望書1~全体像(←懐かしい!)にも書いたように、
生活動線や収納計画も、「暮らしやすさ」を手に入れるためにはとーっても大事だと考えました。
そんなの当たり前だろうと思われるでしょうが、家づくりの中でそれを意識するかしないかで、家が暮らしやすくなるかどうかが大きく左右されると思います。
なぜ今更こんなことを考えたのかというと、こんな記事↓を見つけたから。
住宅性能を「ソフト面」から見つめ直す『収納評価認定』 暮らしやすさの評価基準、スタートします
■収納評価認定とは
一般社団法人日本収納プランナー協会が所有する家物データに基づき、建物の「収納の量」「収納の場所」「収納の形(暮らしやすい適正値)」を統計的な数値から分析、評価します。
計画的な収納設計を施されている戸建住宅は評価が高く、住まう方々(特に主婦)の毎日の暮らしに、時間的/経済的/精神的メリットが得られることを、住宅購入時において一般消費者が解りやすく比較判断される為の評価認定となります。
家の「収納性能」が高いほど、日々の暮らしで時間的・経済的・精神的メリットが得られ、満足度が高いとのことです。
ただ、この評価認定は建築会社や設計者向けで、一般施主は入手できないようです(たぶん)。
が、建物の
「収納の量」
「収納の場所」
「収納の形(暮らしやすい適正値)」
を統計的な数値から分析、評価した基準があれば、収納計画を立てる上での目安になるなぁと思いました。
例えば・・・
《評価基準項目・例》例1)家の固定物ロフトへのはしごを使う, 家の固定物が入らない(季節外家電、節句用品、スーツケース)例2)家の流動物シューズクロークに靴以外の物(ベビーカー・スポーツ用品)が入らない, トイレ収納がない例3) 家事動線掃除機(長物)がリビング近くに分解せずに入らない, 2階(生活フロアでないフロア)に掃除機を置けない例4)キッチンの快適さキッチンのシンクから食器棚まで3歩以上ある, キッチンにゴミ箱を置けない例5)生活の快適さ生活フロアに流動物のストックが入らない,ダイニングテーブル近くに書類・文房具・日用品がおける場所がない(住空間収納プランナー公式サイトより)
家を設計するとき、設計士さんがどれだけ収納計画を重要視しているか分かりませんが、
(各家庭の暮らし方によって収納の仕方も違ってきますしね)
後悔しない家づくりのためには、収納計画がすごく大事なんだと思います。
知り合いのライフオーガナイザーさんも住宅の新築やリノベーションに関わっていますが、
収納や片付けのプロと一緒に収納計画を検討しつつ家づくりを進めることができれば、
住んでからも使いやすいと思える収納=ストレスのない暮らしができるんじゃないかなぁと思います。
(残念ながら我が家を建てるときはそういうことを知らなかったので完全に自己流です)
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