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今日も。
昨日のつづきを。




車を降りて、
家に入る時。

運転席にいた旦那が
聞いたこともない優しい声で
こう言いました。


「大丈夫か?」



私は振り向くことなく、
首を縦に振りました。
小さい声で「大丈夫。」と言いましたが、
旦那に聞こえたかはわかりません。


旦那は、そのまま仕事へと向かいました。



その日は、父も母もいなかったので、
私は、一人でした。
(トモは、保育園に行っていました。)


部屋に入り、
コートも脱がず、
呆然としていると、

突然、電話が鳴りました。

義母からでした。


「今、◯◯(旦那)から聞いたんだけど、
megちゃん、大丈夫?」

「今から、そっちへ行こうか?」


私は、なんとか泣かずに御礼を言い、
「心配おかけしてすみません。大丈夫です。」と伝えました。


どうやら、旦那が、
私が自殺するのではないかと心配になって、
義母に電話をして欲しいと
お願いしたそうです。



その夜、
仕事から帰ってきた旦那と
ふたりで話し合いました。


「ソラが生きていてくれただけでもよかった。」


「これから長い闘いになるけれど、
家族みんなでがんばればいい。」


「もし、今度、心臓が止まったら、
恐らく、助からないだろう。

だから、
それまでの時間を神様から貰った時間だと思って、
悔いのないようにしよう。」



この時の私は、
確かに、
旦那の言葉に
助けられました。


次の日。


私は、
悲しみを心の底にしまい込み、
これからのソラを支えるために
強い母親になろうと
心に決め、

寒空の中、
ソラの病院へと
自転車で走りました。