$かんのんのブログ


生きる屍の死
山口雅也
創元推理文庫

実父の亡くなる相当前に半分まで読んで
再度、頭から読み直しました。

ここまで“奇抜”な物語でも良いんだ
と、『目から鱗』な展開です。

読んでる途中で、猛烈な“胃痛”に見舞われ
緊急病棟で痛み止めの注射を受けた私。

あまりに強い“薬”で、体を動かす事が出来ない…
という体験を致しまして(痛みも抑えられてる)

もしかしたら、こういう感じで登場人物は『動いて』いたんじゃないのかしら?

と、思いました。

日本推理作家協会賞受賞してる
『日本殺人事件』は、こなれた面白い作品でしたが

こちらは、まだまだ“無駄”も多いからこその面白さが、あります。

“薀蓄”いっぱい“思想”“哲学”いっぱいな
おもちゃ箱のような、推理小説www

丁度『ハロウィーン』の季節だから、読むには最高の時期ですよ!!!

様々なところに出かけたり経験をしてから読んだほうが
腹に落ちる作品だと思われました(苦笑)

It was the D.N.A.
That made me this way♪

ま、それに尽きますね(おいっ)