8316☆船橋・かしわ記念 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.9

8316☆船橋・かしわ記念

ゴールデンウイークは、ダート交流重賞が目白押し。本日は、船橋で第36回「かしわ記念」(JpnⅠ・ダ1600)が行われる。


中央からは6頭、地方からは7頭が参戦。前日1番人気は、ペプチドナイルが単勝オッズ1.8倍で頭ひとつ抜けた人気。2番人気がキングズソードで5.0倍、3番人気がウィリアムバローズで5.3倍。ここまでが一桁台人気となっている。

 ペプチドナイルは、GⅠ・フェブラリーステークスを制覇。先行して4角で外に出して直線半ばから追い出しての快勝だったが、当時は16頭立ての11番人気。優勝をフロック視する向きもあったが、前半3ハロン33秒9のハイペースを前受けしての勝利は価値があり、2着3着馬が差し・追い込みでの決着だったことを考えると強い競馬だったのは事実だ。斤量57kgは有利で、初めての地方競馬に対応できれば勝ち負け可能。ただ、フェブラリーS勝ち馬が不振傾向なのはマイナス材料になる。


キングズソードのフェブラリーSは、直線で前が壁になり脚を余しての5着。初めてのマイルに加えて、左回りのワンターンという条件にも関わらず上がり3位タイの脚は使えていたので、不利がなければ馬券圏内もあったろう。フェブラリーSはレース前から「本質的にはマイルぐらいが一番合うと思う」と寺島調教師がコメントしていたように、二度目のマイルで前進可能。同じ左回りのマイルでもワンターンからコーナー4つの競馬になり条件も好転する。大外枠だがJBCクラシックを制した時も外枠だったので競馬はしやすいはず。何よりも鞍上のモレイラが魅力だ。


ウィリアムバローズは、東海ステークス勝ちで優先出走権がありながらもフェブラリーSを回避。東海Sを勝った時に「ワンターンの競馬なので…」(上村調教師)と、フェブラリーSに関しては消極的なコメントだった。フェブラリーSは登録さえもしなかったので、得意のコーナー4つのここに目標を切り替えたのは想像に難くない。先手を取りたい馬に最内枠は絶好枠。東海Sは立ち遅れ気味だったのでスムーズなスタートならば押し切りも考えられる。


◎キングズソード

○ウィリアムバローズ

▲ペプチドナイル

☆タガノビューティー


単勝◎

馬複◎ながし

3連単◎1着ながし。