格安simを入手したことから、旅先のカーナビ代わり、現地情報収集等で活用しようかなと
久々にNexus7(2013)を引っ張り出して電源オンすると、kitkat、TWRP v2.6.0 だった。
最新のmarshmallow、TWRP、SuperSU、Xposed をインストールした手順を備忘録として残す。
なお、root取得後の動作不具合等は自己責任で対処くださいませ。
[0]前提
[1]事前準備
[2]marshmallow
[3]TWRP
[4]SuperSU
[5]Xposed
[6]便利なモジュール・設定ファイルカスタマイズ
[7]その他 覚え書き
[0]前提
[0-0]成分・効能内容
1.効能・効果・副作用
・全ファイルシステムアクセス権限取得
・プリインアプリの凍結orアンインストール
・ステータスバー(バッテリーアイコン、日付表示等)カスタマイズ
・ナビバーボタン(Search、Menu、長押し設定等)のカスタマイズ
・広告ブロック
・フォント変更
・フルバックアップ
2.用法・用量
・Nexus 7 (2013) Mobile 1台
・Windows 7 1台
・ADBドライバ インスト済み
・USBケーブル 1本
3.成分・分量
root・・・・・∞
4.注意
・超高級スマホ文鎮化
・メーカー保証外
・自己責任
[0-1]前提環境
・PCにADBドライバーインストール済み
☆PCにてNexus7本体を認識、fastbootコマンドを使用、
DLしたファイルを本体転送時に必要。
・ブートローダーアンロック(Bootloader Unlock)済み
☆fastbootコマンドの実行時に必要。
[1]各種ファイルダウンロード
ダウンロードしている合間にユーザデータのバックアップを。
[1-1]marshmallow Factory Image
https://developers.google.com/android/nexus/images#razorg
→ razorg-mob30d-factory-e9bbae24.tgz
<2016/5/3> razorg-mob30j-factory-976a9821.tgz
[1-2]TWRP Recovery Image
https://twrp.me/devices/asusnexus72013lte.html
→ twrp-3.0.2-0-deb.img 8.7M
[1-3]SuperSU (Stable)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1538053
→ SuperSU-v2.61.zip
[1-4]Xposed for Lollipop/Marshmallow
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=3034811
apkファイル
→ XposedInstaller_3.0-alpha4.apk
xposed*.zip from http://dl-xda.xposed.info/framework/
Frameworkファイル
→ xposed-v81-sdk23-arm.zip
<2016/5/3> xposed-v84-sdk23-arm.zip
[2]marshmallowのインストール
[2-1]ブートローダー(Fastbootモード)を起動
・電源off状態にしてから、電源on + ボリュームダウンを
同時に長押し。
暫くして、お腹を開いて横たわったドロイドくんが表示。
[2-2]ファクトリーイメージをflash
・[1-1]でDLしたファイルを解凍し、バッチファイル「flash-all.bat」を実行。
☆☆ユーザデータ(インストール済みアプリ、保存データ等)を保持したい場合は、
下記のようにバッチファイル内の「-w」を予め削除しておく。
fastboot -w update image-razorg-mob30d.zip
→fastboot update image-razorg-mob30d.zip
→暫くして、「finished. total time: XXX.XXXs」が
表示されれば完了。
☆flash失敗時には、下記エラーメッセージが表示
「failed to allocate XXXXX bytes」
「error: update package missing XXXXX.img」
以上で、Nexus7 が自動で再起動し、
「Androidをアップグレードしています...
xxx個中xx個のアプリを最適化しています。」
が表示され、最適化が完了後には起動画面になります。
お疲れ様でした。
以降の手順は、先述した 4.注意 の内容が伴います。
[3]TWRPのリカバリーイメージファイルをflash
[3-1]TWRPのリカバリーイメージファイルをflash
・ブートローダーを起動させ、[1-2]でDLしたファイルを
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash recovery twrp-3.0.2-0-deb.img
→「finished. total time: X.XXXs」が表示されれば、
TWRPのインストールは完了。
[3-2]リカバリーの起動
・ブートローダー画面でボリュームダウンキーを2度押し、
「Recovery mode」を選択して起動。
[3-3]TWRPでの変更の許可
・「Unmodified System Partition」画面が最初に表示され、
「Swipe to Allow Modifications」を右へスライドさせる。
「Team Win Recovery Project」画面が起動。
[4]SuperSUをインストール
[4-1]SuperSUファイルを本体に転送
・[1-3]でDLしたファイルをNexus7に転送。
☆転送先を例として「/sdcard/Download」として、
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ。
adb push SuperSU-v2.61.zip /sdcard/Download
[4-2]SuperSUをインストール
・転送した「SuperSU」ファイルを選択してインストール。
Install > /sdcard/Download > SuperSU-v2.61.zip
>Swipe to confirm Flash を右にスライド
暫くして、画面上部に「Successful」が表示されればインストール完了。
・TWRPから「Reboot」を選択して再起動
→アプリ最適化(Dalvik/ART cacheの一括再作成か)で暫く待ちます。
[5]Xposedのインストール
[5-1]XposedInstallerをインストール
・[1-4]でDLしたapkファイルをNexus7にインストール
☆設定>セキュリティ>提供元不明のアプリ>ON
で提供元がPlayストアではないアプリのインストールを許可する
[5-2]XposedのFrameworkファイルを本体に転送
・[1-4]でDLしたFrameworkファイルをNexus7に転送
転送先を例として「/sdcard/Download」として、コマンド
プロンプトにて次のコマンドをタイプ。
adb push xposed-v83-sdk23-arm.zip /sdcard/Download
[5-3]XposedのFrameworkをインストール
・転送した「xposed」ファイルを選択してインストール。
Install > /sdcard/Download > xposed-v83-sdk23-arm.zip
>Swipe to confirm Flash を右にスライド
☆システム領域「/system」(827MB)に空き領域が無いと、
「CP: write error: No space left on device」
のエラーメッセージが出る。
空き領域の確認方法は、本体起動して、Solid Explorer で
/system フォルダを長タップしてプロパティを開き、
DiskUsageで見る、でFree spaceが余り無いことが解る。。
→対処は、/system/app/Chrome配下の「Chrome.apk」(45MB)ファイルを
削除または別フォルダに移動させ、空き領域を確保。
他に「hangouts.apk」(20.5MB)、「Maps.apk」(19.6MB)
「Yotube.apk」(14.6MB)もGoogle Playから入手できるので
削除または別フォルダに移動しても問題無し。
再インスト前に必ず「dalvik cache」をwipeする。
・TWRPから「Reboot」を選択して再起動。
☆Xposedフレームワークのログに次のエラーが多く吐き出されていた。
E/Xposed ( xxx): Caused by: java.lang.ClassNotFoundException: Didn't find class "org.chromium.content.browser.WebActionModeCallback" on path: DexPathList[[zip file "/system/app/WebViewGoogle/WebViewGoogle.apk"],nativeLibraryDirectories=[/system/app/WebViewGoogle/lib/ar
対処として、Google Playより「AndroidシステムのWebView」をアップデートで解消される模様。
Android System Webview ver 44.0.2403.117 → ver 49.0.2623.15
以上で、Xposed、SuperSUのインストール完了。
以降は個人設定の備忘録。
[6]便利なモジュール・設定ファイルカスタマイズ
[6-1]Xposed モジュール
・Use USB for Marshmallow V 1.2
→USB接続モードを「MTP」に固定
・Xperia/AOSP
→NavBar ButtonにMenuとSearchを追加に配置換え等
※AOSP:Android Open Source Project
・Greenify (Google Playで入手)
→アプリ冬眠
・AndroPlusMod
→スクショのタイムラグゼロ、充電関連のLED消灯等
・GravityBox [MM]
→バッテリー設定、日付表示、データ通信料モニター等
☆「全てのあぷりを終了」ボタン、検索バーの非表示(スペースも削除)にチェック
・Native Clip
→FlipClip代わり、パソコン版ではCliborと同じクリップボード履歴
・CrappaLinks
→短縮URLをタップでトーストで自動展開
☆Shortened URLs Confirmation にチェック
・TextLinkify
→URL、メアド等をハイライト表示
・ChromePie
→GoogleChromeにPie Controlを追加、戻る/進む等即時操作
・MinMinGuard
・Fonter - Android font anager
・xHideAD
・YouTube AdAway
・YouTube Background Playback
[6-2]/system配下の内部設定ファイルカスタマイズ
・hosts
→広告除外
・fonts.xml、 fallback_fonts.xml
→フォント変更
・gps.conf
→NTP_SERVERに日本向けに変更
・build.prop
→ro.sf.lcd_density=320 の値を 170(or 160 or 213 or 240)にしてタブレットUI化
→ro.build.type=user の値を userdebug にしてマルチウィンドウ有効化
[6-3]アプリ
・TitaniumBackup
・X-plore File Manager
・Solid Explorer
・DiskUsage
・AdAway
・マイパッケージ
・Xender
・SuperBeam
・Wi-Fi Matic
・AndroiTS GPS Test
・GPSの状態
・日本語106/109キーボードレイアウト
・eType
[7]その他 覚え書き
[7-1]ファクトリーイメージの手動アップデート
コマンドをタイプしてデータ保持してOSアップデートする方法。
<2016/5/3> Android 6.0.1 MOB30D から MOB30J にアップデート実施メモ
Factory Imageファイル「razorg-mob30j-factory-976a9821.tgz」をDL
1)DLしたファイルを解凍した中にあるzipファイルをさらに解凍。
recovery.img リカバリ領域 (bootloader)
boot.img カーネル領域 (android本体)
system.img システム領域
cache.img キャッシュ領域
userdata.img ユーザデータ領域 (アプリ、保存データ等)
この中から、次の2点ファイルを取り出す。
boot.img
system.img
2)フォルダ上で Shiftキーを押しまま右クリックでコマンドウィンドウをここで開く
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash system system.img
→暫くして、「finished. total time: XX.XXXs」が
表示されれば完了。
3)コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプして再起動
fastboot reboot
→Androidをアップグレードしています...
xxx個中xx個のアプリを最適化しています。
が表示される。最適化完了後に起動。
☆自分は、起動直後に「問題が発生したため、Google Playストアを終了します。」の
強制終了に見舞われ、キャッシュを消去やアップデートのアンインストール等するも
解消されず。。
結局、boot.img と system.img を再flashし、キャッシュ削除で解消。
キャッシュ削除は次のコマンドタイプ。もちろん、ユーザデータは保持。
fastboot flash cache cache.img
次回アプデが出たら、boot.img、system.img、cache.img 3点を実施。
4)TWRPにて、SuperSU と Xposedを再インストール
5)[6-2]/system配下の内部設定ファイルを再設定
☆最悪、不具合等正常動作せず改善が見込めない場合は userdata.img をflash。
コマンドは次の通り。但し、ユーザーデータが全て消えてしまいます。
fastboot flash userdata userdata.img
[7-2]カスタムリカバリーを純正リカバリーに戻してのOTAアップデート
OTAアップデートすると、TWRPが起動してしまうため、純正に戻しての実施方法。
・[1-1]でDLしたファイルを解凍した中にあるzip圧縮ファイルをさらに解凍。
この中から、次の2点ファイルを取り出す。
recovery.img
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash recovery recovery.img
標準リカバリーに戻る。
・OTAアップデートしたら、TWRP と SuperSU、Xposedを再インストール
[7-3]ヌルサク設定メモ
開発者向けオプション
・USB設定の選択
→MTP (Media Transfer Protocol)
・ウィンドウアニメスケール
→アニメーション無し
・トランジションアニメスケール
→アニメーション無し
・Animator再生時間スケール
→アニメーション無し
SystemUI調整ツール
・設定画面へのショートカット歯車を長押しすると、歯車が回転し始める。
☆但し、開発向けオプションでアニメーション速度1倍にしていないと出現しない
[7-4]省電力設定メモ
モバイルネットワーク
・使わないAPNは全て削除
設定>もっと見る>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
※削除直後にバッテリー残量の面グラフに谷が出たので、
電池喰いの中の一つやったようで待受時のバッテリー消費が
改善されました。
[7-5]個人設定メモ
DMM は下記3項目設定
・名前:DMM mobile
・APN:dmm.com
・認証タイプ:PAPまたはCHAP
[7-6]TWRP設定メモ
時刻の設定
Settings>Time Zone>Select Time Zone: ●(UTC +9)Tokyo にチェック
>□Do you use daylight savings time (DST) はチェックを外し>Set Time Zone をポチッ
→Current Time Zone: JST-9
になっていることを確認
ROMのバックアップ
事前に、画面ロック(パターン、PIN等)を解除してからバックアップ
Backup>■System ■Data ■Boot を選択>Swipe to Back up
→Backup Complete
が表示されたらバックアップ完了。
バックアップしたファイルはPCに転送して保存。
[7-7]やってみたいメモ
ElementalX Kernel for Nexus 7 (2013) (flo/deb)
ダブルタップでスリープ解除、スワイプでスリープ等行えるカスタムカーネル
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2389022
久々にNexus7(2013)を引っ張り出して電源オンすると、kitkat、TWRP v2.6.0 だった。
最新のmarshmallow、TWRP、SuperSU、Xposed をインストールした手順を備忘録として残す。
なお、root取得後の動作不具合等は自己責任で対処くださいませ。
[0]前提
[1]事前準備
[2]marshmallow
[3]TWRP
[4]SuperSU
[5]Xposed
[6]便利なモジュール・設定ファイルカスタマイズ
[7]その他 覚え書き
[0]前提
[0-0]成分・効能内容
1.効能・効果・副作用
・全ファイルシステムアクセス権限取得
・プリインアプリの凍結orアンインストール
・ステータスバー(バッテリーアイコン、日付表示等)カスタマイズ
・ナビバーボタン(Search、Menu、長押し設定等)のカスタマイズ
・広告ブロック
・フォント変更
・フルバックアップ
2.用法・用量
・Nexus 7 (2013) Mobile 1台
・Windows 7 1台
・ADBドライバ インスト済み
・USBケーブル 1本
3.成分・分量
root・・・・・∞
4.注意
・超高級スマホ文鎮化
・メーカー保証外
・自己責任
[0-1]前提環境
・PCにADBドライバーインストール済み
☆PCにてNexus7本体を認識、fastbootコマンドを使用、
DLしたファイルを本体転送時に必要。
・ブートローダーアンロック(Bootloader Unlock)済み
☆fastbootコマンドの実行時に必要。
[1]各種ファイルダウンロード
ダウンロードしている合間にユーザデータのバックアップを。
[1-1]marshmallow Factory Image
https://developers.google.com/android/nexus/images#razorg
→ razorg-mob30d-factory-e9bbae24.tgz
<2016/5/3> razorg-mob30j-factory-976a9821.tgz
[1-2]TWRP Recovery Image
https://twrp.me/devices/asusnexus72013lte.html
→ twrp-3.0.2-0-deb.img 8.7M
[1-3]SuperSU (Stable)
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=1538053
→ SuperSU-v2.61.zip
[1-4]Xposed for Lollipop/Marshmallow
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=3034811
apkファイル
→ XposedInstaller_3.0-alpha4.apk
xposed*.zip from http://dl-xda.xposed.info/framework/
Frameworkファイル
→ xposed-v81-sdk23-arm.zip
<2016/5/3> xposed-v84-sdk23-arm.zip
[2]marshmallowのインストール
[2-1]ブートローダー(Fastbootモード)を起動
・電源off状態にしてから、電源on + ボリュームダウンを
同時に長押し。
暫くして、お腹を開いて横たわったドロイドくんが表示。
[2-2]ファクトリーイメージをflash
・[1-1]でDLしたファイルを解凍し、バッチファイル「flash-all.bat」を実行。
☆☆ユーザデータ(インストール済みアプリ、保存データ等)を保持したい場合は、
下記のようにバッチファイル内の「-w」を予め削除しておく。
fastboot -w update image-razorg-mob30d.zip
→fastboot update image-razorg-mob30d.zip
→暫くして、「finished. total time: XXX.XXXs」が
表示されれば完了。
☆flash失敗時には、下記エラーメッセージが表示
「failed to allocate XXXXX bytes」
「error: update package missing XXXXX.img」
以上で、Nexus7 が自動で再起動し、
「Androidをアップグレードしています...
xxx個中xx個のアプリを最適化しています。」
が表示され、最適化が完了後には起動画面になります。
お疲れ様でした。
以降の手順は、先述した 4.注意 の内容が伴います。
[3]TWRPのリカバリーイメージファイルをflash
[3-1]TWRPのリカバリーイメージファイルをflash
・ブートローダーを起動させ、[1-2]でDLしたファイルを
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash recovery twrp-3.0.2-0-deb.img
→「finished. total time: X.XXXs」が表示されれば、
TWRPのインストールは完了。
[3-2]リカバリーの起動
・ブートローダー画面でボリュームダウンキーを2度押し、
「Recovery mode」を選択して起動。
[3-3]TWRPでの変更の許可
・「Unmodified System Partition」画面が最初に表示され、
「Swipe to Allow Modifications」を右へスライドさせる。
「Team Win Recovery Project」画面が起動。
[4]SuperSUをインストール
[4-1]SuperSUファイルを本体に転送
・[1-3]でDLしたファイルをNexus7に転送。
☆転送先を例として「/sdcard/Download」として、
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ。
adb push SuperSU-v2.61.zip /sdcard/Download
[4-2]SuperSUをインストール
・転送した「SuperSU」ファイルを選択してインストール。
Install > /sdcard/Download > SuperSU-v2.61.zip
>Swipe to confirm Flash を右にスライド
暫くして、画面上部に「Successful」が表示されればインストール完了。
・TWRPから「Reboot」を選択して再起動
→アプリ最適化(Dalvik/ART cacheの一括再作成か)で暫く待ちます。
[5]Xposedのインストール
[5-1]XposedInstallerをインストール
・[1-4]でDLしたapkファイルをNexus7にインストール
☆設定>セキュリティ>提供元不明のアプリ>ON
で提供元がPlayストアではないアプリのインストールを許可する
[5-2]XposedのFrameworkファイルを本体に転送
・[1-4]でDLしたFrameworkファイルをNexus7に転送
転送先を例として「/sdcard/Download」として、コマンド
プロンプトにて次のコマンドをタイプ。
adb push xposed-v83-sdk23-arm.zip /sdcard/Download
[5-3]XposedのFrameworkをインストール
・転送した「xposed」ファイルを選択してインストール。
Install > /sdcard/Download > xposed-v83-sdk23-arm.zip
>Swipe to confirm Flash を右にスライド
☆システム領域「/system」(827MB)に空き領域が無いと、
「CP: write error: No space left on device」
のエラーメッセージが出る。
空き領域の確認方法は、本体起動して、Solid Explorer で
/system フォルダを長タップしてプロパティを開き、
DiskUsageで見る、でFree spaceが余り無いことが解る。。
→対処は、/system/app/Chrome配下の「Chrome.apk」(45MB)ファイルを
削除または別フォルダに移動させ、空き領域を確保。
他に「hangouts.apk」(20.5MB)、「Maps.apk」(19.6MB)
「Yotube.apk」(14.6MB)もGoogle Playから入手できるので
削除または別フォルダに移動しても問題無し。
再インスト前に必ず「dalvik cache」をwipeする。
・TWRPから「Reboot」を選択して再起動。
☆Xposedフレームワークのログに次のエラーが多く吐き出されていた。
E/Xposed ( xxx): Caused by: java.lang.ClassNotFoundException: Didn't find class "org.chromium.content.browser.WebActionModeCallback" on path: DexPathList[[zip file "/system/app/WebViewGoogle/WebViewGoogle.apk"],nativeLibraryDirectories=[/system/app/WebViewGoogle/lib/ar
対処として、Google Playより「AndroidシステムのWebView」をアップデートで解消される模様。
Android System Webview ver 44.0.2403.117 → ver 49.0.2623.15
以上で、Xposed、SuperSUのインストール完了。
以降は個人設定の備忘録。
[6]便利なモジュール・設定ファイルカスタマイズ
[6-1]Xposed モジュール
・Use USB for Marshmallow V 1.2
→USB接続モードを「MTP」に固定
・Xperia/AOSP
→NavBar ButtonにMenuとSearchを追加に配置換え等
※AOSP:Android Open Source Project
・Greenify (Google Playで入手)
→アプリ冬眠
・AndroPlusMod
→スクショのタイムラグゼロ、充電関連のLED消灯等
・GravityBox [MM]
→バッテリー設定、日付表示、データ通信料モニター等
☆「全てのあぷりを終了」ボタン、検索バーの非表示(スペースも削除)にチェック
・Native Clip
→FlipClip代わり、パソコン版ではCliborと同じクリップボード履歴
・CrappaLinks
→短縮URLをタップでトーストで自動展開
☆Shortened URLs Confirmation にチェック
・TextLinkify
→URL、メアド等をハイライト表示
・ChromePie
→GoogleChromeにPie Controlを追加、戻る/進む等即時操作
・MinMinGuard
・Fonter - Android font anager
・xHideAD
・YouTube AdAway
・YouTube Background Playback
[6-2]/system配下の内部設定ファイルカスタマイズ
・hosts
→広告除外
・fonts.xml、 fallback_fonts.xml
→フォント変更
・gps.conf
→NTP_SERVERに日本向けに変更
・build.prop
→ro.sf.lcd_density=320 の値を 170(or 160 or 213 or 240)にしてタブレットUI化
→ro.build.type=user の値を userdebug にしてマルチウィンドウ有効化
[6-3]アプリ
・TitaniumBackup
・X-plore File Manager
・Solid Explorer
・DiskUsage
・AdAway
・マイパッケージ
・Xender
・SuperBeam
・Wi-Fi Matic
・AndroiTS GPS Test
・GPSの状態
・日本語106/109キーボードレイアウト
・eType
[7]その他 覚え書き
[7-1]ファクトリーイメージの手動アップデート
コマンドをタイプしてデータ保持してOSアップデートする方法。
<2016/5/3> Android 6.0.1 MOB30D から MOB30J にアップデート実施メモ
Factory Imageファイル「razorg-mob30j-factory-976a9821.tgz」をDL
1)DLしたファイルを解凍した中にあるzipファイルをさらに解凍。
recovery.img リカバリ領域 (bootloader)
boot.img カーネル領域 (android本体)
system.img システム領域
cache.img キャッシュ領域
userdata.img ユーザデータ領域 (アプリ、保存データ等)
この中から、次の2点ファイルを取り出す。
boot.img
system.img
2)フォルダ上で Shiftキーを押しまま右クリックでコマンドウィンドウをここで開く
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash boot boot.img
fastboot flash system system.img
→暫くして、「finished. total time: XX.XXXs」が
表示されれば完了。
3)コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプして再起動
fastboot reboot
→Androidをアップグレードしています...
xxx個中xx個のアプリを最適化しています。
が表示される。最適化完了後に起動。
☆自分は、起動直後に「問題が発生したため、Google Playストアを終了します。」の
強制終了に見舞われ、キャッシュを消去やアップデートのアンインストール等するも
解消されず。。
結局、boot.img と system.img を再flashし、キャッシュ削除で解消。
キャッシュ削除は次のコマンドタイプ。もちろん、ユーザデータは保持。
fastboot flash cache cache.img
次回アプデが出たら、boot.img、system.img、cache.img 3点を実施。
4)TWRPにて、SuperSU と Xposedを再インストール
5)[6-2]/system配下の内部設定ファイルを再設定
☆最悪、不具合等正常動作せず改善が見込めない場合は userdata.img をflash。
コマンドは次の通り。但し、ユーザーデータが全て消えてしまいます。
fastboot flash userdata userdata.img
[7-2]カスタムリカバリーを純正リカバリーに戻してのOTAアップデート
OTAアップデートすると、TWRPが起動してしまうため、純正に戻しての実施方法。
・[1-1]でDLしたファイルを解凍した中にあるzip圧縮ファイルをさらに解凍。
この中から、次の2点ファイルを取り出す。
recovery.img
コマンドプロンプトにて次のコマンドをタイプ
fastboot flash recovery recovery.img
標準リカバリーに戻る。
・OTAアップデートしたら、TWRP と SuperSU、Xposedを再インストール
[7-3]ヌルサク設定メモ
開発者向けオプション
・USB設定の選択
→MTP (Media Transfer Protocol)
・ウィンドウアニメスケール
→アニメーション無し
・トランジションアニメスケール
→アニメーション無し
・Animator再生時間スケール
→アニメーション無し
SystemUI調整ツール
・設定画面へのショートカット歯車を長押しすると、歯車が回転し始める。
☆但し、開発向けオプションでアニメーション速度1倍にしていないと出現しない
[7-4]省電力設定メモ
モバイルネットワーク
・使わないAPNは全て削除
設定>もっと見る>モバイルネットワーク>アクセスポイント名
※削除直後にバッテリー残量の面グラフに谷が出たので、
電池喰いの中の一つやったようで待受時のバッテリー消費が
改善されました。
[7-5]個人設定メモ
DMM は下記3項目設定
・名前:DMM mobile
・APN:dmm.com
・認証タイプ:PAPまたはCHAP
[7-6]TWRP設定メモ
時刻の設定
Settings>Time Zone>Select Time Zone: ●(UTC +9)Tokyo にチェック
>□Do you use daylight savings time (DST) はチェックを外し>Set Time Zone をポチッ
→Current Time Zone: JST-9
になっていることを確認
ROMのバックアップ
事前に、画面ロック(パターン、PIN等)を解除してからバックアップ
Backup>■System ■Data ■Boot を選択>Swipe to Back up
→Backup Complete
が表示されたらバックアップ完了。
バックアップしたファイルはPCに転送して保存。
[7-7]やってみたいメモ
ElementalX Kernel for Nexus 7 (2013) (flo/deb)
ダブルタップでスリープ解除、スワイプでスリープ等行えるカスタムカーネル
http://forum.xda-developers.com/showthread.php?t=2389022