データベース管理をEvernoteで構築したものの、
実際試してみると、幾つかの問題点がありました。
まず容量に関してですが、
現在プレミアムアカウントで契約しているものの、
1ヶ月につき500MBの制限があり、
手持ちのデータを全て格納することが困難でした。
(全てのデータを入れるには、数ヶ月かかってしまいます)
またiPhone3GSのEvernoteでデータを呼び出す時、
12MBのデータを3G回線経由で表示させるのに5分かかりました。
5分待たされると、
かなり精神的なストレスが溜まります。
検索能力にかけては、申し分のないEvernoteですが、
容量とiPhoneでのデータ呼び出し時間の点で、
まだ使いにくいのが正直なところです。
そこでEvernoteと並行して、
文献管理で良いアプリはないかと色々と探してみたところ、
「Papers」というPDF管理アプリを見つけました。
実際使用してみると、非常に使いやすく、
Evernoteと並行して運用していけそうな気がします。
「Papers」はAdobe AcrobatでOCR認識させたPDFを放り込むと、
Evernoteのように非常に優れた検索能力を発揮します。
またiPhoneアプリ版「Papers」と同期させることで、
Evernoteで呼び出しに時間がかかるデータでさえも、
非常に短時間に表示することができます。
今まで「Yep」や「Leap」などの文献管理アプリを使用してきましたが、
結局使い切れずに終わりました。
Evernoteでの弱点を埋める点でいえば、
現時点で「Papers」はかなり使えるアプリだと思います。
今後はしばらくの間、
EvernoteとPapersの並行して文献管理をしていきたいと思います。