手巻き煙草の愉しさ |   私的喫煙日記

  私的喫煙日記

      私の日々の喫煙生活を記録しています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      

だいたい月に一度、手巻きの日がある。何時間かかかるので週末の時間的余裕がある時でないとイッキにはできない。仕事の合間合間に巻き貯めて置くという手もあるが、私の場合1日でイッキにやってしまう。

それにしても、私が若い頃に比べて、最近のシャグ煙草事情はとてもバリエーションに富んでいる。

私が煙草に手を出した頃は手巻き専用のシャグというとDRUM(ドラム)ぐらいしかなかったし、ペーパーもRIZLA(リズラ)ぐらいだった。だからパイプ煙草をグラインダーで細かく粉々にして巻いたりしたものだ。

ところが40年後の今はどうだ、実に色々な銘柄が発売されている。

特に着香系は面白い。もはや煙草というより大人のお菓子だ。

そして巻紙も実に面白い。

私が気に入っているのは、Mantra(マントラ)というブランドである。

この紙にはフレーバーが付いていて、シャグとの組み合わせで不思議な味わいに変化する。

マントラ以外にもジューシージョイとかフレーバーペーパーは色々出ている。気をつけなければいけないのは、シャグ煙草も着香の場合、味や匂いが混じり合って、たまに物凄い煙草になる。だがそれがまた面白いと思えれば、あらゆる組み合わせで自分だけのテイストを発見できるかも知れない。

今回巻いたのは、アークロイヤルのパラダイスティーとベリーミックスアイス、それにドーラのウォールナットクリームの3種類を、マントラのヴァニラとミントでそれぞれ巻いてみた。フィルターもメンソールと普通のとで巻いたので、組み合わせは、3x2x2で12種類のテイストが作られたわけだ。

その他、ノンフレーバーのペーパーでも巻いたので、3袋90グラムで100本近く巻いた。凡そ20本入りタバコ5箱分。

いやー疲れた。w

でもこれがなかなかに良い時間なのである。巻きながら途中で疲れたら吸ったりもしてみる。有り得ない味になったら、1本でやめる。たまには凄い事になる場合もあるが、今回は12種類のどの煙草もユニークで実に面白い味わいになった。ノンフレーバーのペーパーで巻いたものもそれはそれで旨い。

愉しい独りの時間である。