救命センターは100万人あたりに1施設、日本全国で約170施設あります。多いように感じますが、1都道府県あたり数箇所しかない計算になります。救命センターは24時間365日オープンしており、重症患者さんの受け入れをしています。

救急患者さんは病態応じて以下の様に分類されます。

1次救急 軽症
2次救急 中等症(入院が必要なレベル)
3次救急 生命に危険が及んでいる状態


1,2次救急は一般の救急病院で治療
3次は救命センターでないと治療困難となります。

通常、歩いて病院へいける方は1次の一般救急病院を受診救急車をよばれたかたは、救急隊が1,2,3次を判断します。上記の様に救命センターは数が少なく、重症患者専門のセンターのため患者さんの希望で救命センターを受診というわけには行きません。(重症、3次救急扱いと判断された場合は別ですが)

もし救命センターへ搬送されるようなことがある場合は、
重症な可能性が高いと考えて下さい。