「介護ロボット」なるものについて、見解をまとめてみました。 | 情報のバリアフリー化社会を創る!メディカグループ代表イシザキのブログ

情報のバリアフリー化社会を創る!メディカグループ代表イシザキのブログ

『HOUSEリサーチ』『メディカサイト』『e-デイサービス.COM』『e-ショートステイ.COM』『母子箱(もこぼっくす)』等の情報インフラ構築事業、ビジネスブランディング・プランニングを行う、メディカグループ 代表 石崎 隆志の日々と思考。


テーマ:

世間では「介護ロボット」が騒がれています。



厚生労働省における介護ロボットの開発・普及体制を強化します
~介護ロボット開発・普及推進室の設置と介護ロボット担当参与の任命~

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000201028.html
厚生労働省は、平成30年4月1日付けで老健局内に「介護ロボット開発・普及推進室」を設置するとともに、 介護ロボットの開発・普及に関する専門家と
して老健局参与(介護ロボット担当)に9人を任命します。


と、「介護ロボット」は厚生労働省をあげて推進するプロジェクト


この取組みに伴い、


・人の仕事がなくなる!

とか

・ロボットに介護ができるのか?

とか

・介護人材不足時代の救世主!

とか

・介護の現場が介護ロボットの受入れに難色!

とか

ピント外れなことばかり言われています。



とりあえず、
「介護ロボット」については、以下の資料をご覧いただければと思います。

2018年度の介護ロボット市場規模は19億超え
https://kaigorobot-online.com/contents/150

介護ロボット一覧表【種類別 】計65機器
https://kaigorobot-online.com/contents/64

基準策定・評価事業の成果
http://robotcare.jp/?page_id=5731

経済産業省/AMED
ロボット介護機器開発・導入促進事業
製品化機器一覧

http://robotcare.jp/wp-content/uploads/2018/11/20181109.pdf

「ロボット技術の介護利用における重点分野」を改訂しました~自立支援に資するロボット介護機器の開発を後押し!~
http://www.meti.go.jp/press/2017/10/20171012001/20171012001.html


資料を読むと、なんとなくわかるかと思いますが、

上記の内容を、簡単に述べますと、


・介護ロボットは、別に人型をしている訳ではない。

・介護ロボットは、これまで普通に見てきたものばかり。

・介護ロボットは、ただのセンサーだったりする。

・介護ロボットは、ただのおもちゃのようなものだったりする。

・介護ロボットは、唯一新しいものと言えば、腰痛予防(移乗支援)のためのスーツぐらいだったりする。



ということになります。


つまり、何が言いたいの?といえば、

介護は「人の手」でしか行えない!

ということになります。


「介護ロボット」は、所詮は人間をサポートする機能の一部でしかない、ということです。


厚生労働省等が「介護ロボット」を推進しているのは、新しい事業分野を創出し、
経済循環のための投資を推進するためなのですよね。
介護の現場とは、思考が少し離れてしまっています。


介護は「人の手」でしか行えない!ということを前提で「介護ロボット」を見たとき、
その中で、私が面白いと思っているサービスは以下のものとなります。


◎次世代型電動車椅子・パーソナルモビリティ「WHILL」
https://whill.jp/

電動運転、小回りがきく、7.5cmの段差を乗り越えられる、そしてオシャレ!
年齢に関係なく使える電動車椅子です。
自分自身で外出できる機会が大きく増えると思います。


◎排泄予測デバイス「DFree」
view-source:https://dfree.biz/index.html

今までの排泄機器は、すべて「事後」対応のものばかり。
こちらは「事前」対応の機器となります。
学習機能で本人にマッチするまで、少し時間は必要ですが、
この製品の制度が高まってくると、本人の自信の向上、介護職の業務の大幅縮小、無駄なコストの削減に繋がります。


◎UPRの「アシストスーツ」「サポートジャケット」
https://www.upr-net.co.jp/suit/
http://assistsuit.upr-webshop.jp/

パワーアシストスーツの中では、

サイバーダイン社の「HAL」が有名ですが、
https://www.cyberdyne.jp/products/HAL/index.html

こんな重装備で介護の現場を担うことは100%不可能です。
また、介護業務の体の負担の方向性は一方向ではありませんので、「HAL」の方向性は介護業界には完全に不向きです。

となると、素材や軽い装置を使ったパワーアシストスーツが必要となってきます。

充電が必要なんて、いざという時に使えませんのでナンセンスですし、そもそも電池の重量の方が体に負担をかけてしまいます。

ということで、現時点では、UPRの商品の方向性に期待しています。




「介護ロボット」の分野は、なかなか画期的な発明がないのが現状です。

既存製品の延長にあるものや、方向性が誤っているものが多いですね。

といっても、ある日突然、途轍もなく便利な商品・サービスが出てくることと信じています。
 

 

情報のバリアフリー化社会を創る!メディカグループ 石崎隆志さんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス