公園の散歩

 

 

 

 6月も折返点を過ぎましたが、梅雨入りが遅れているようで、真夏日一歩手前の日が続きます。湿度も高くなって、体に堪える暑さです。
 
 強い日射しと風で、畑はすぐにからからになるので、様子を見て、早め早めに水やりをしています。
 太陽の恵みで、ミニトマトは色づき始め、パプリカも実が順調に成長してきました。収穫が楽しみです
 
 5月下旬に植えた茄子が、今日ようやく収穫できました。つやつやで美味しそうです。早速、今晩味噌炒めにして戴きます。

 

 
 

●ラベンダー
 先日、紫陽花がきれいだという近くの市立の公園に友人と行ってきました。
 暑い日でしたが、石畳みの小道から広場に出ると、爽やかな風が吹いてきて、気持ちが良かったです。
 
 ラベンダーが咲いている一角がありました。近くに行くと良い香りがします。細い茎に小さな花が穂のよう縦に連なって、風にゆらゆら揺れていて、涼しそうです。
 
 よく見ると、紫一色ではなく、薄い色、濃い色がグラデーションのように重なり合い、上品な衣をまとっているようです。

 

 
 

●アジサイ
 目的の紫陽花は残念ながら最盛期を過ぎていたようですが、白い紫陽花はちょうど見頃で綺麗でした。真っ白い花弁が日の光を浴びて、きらきらと輝くようでした。
 
 木陰には美しいガクアジサイがひっそりと咲いていました。よく見ると、大きなオニヤマンマ。懸命に蜜を吸う姿には迫力さえ感じます。
 
 アナベルも咲いていました。紫陽花のなかでも、アナベルは日本の紫陽花とは違った雰囲気です。咲き始めはライムグリーンで素敵な色です。だんだん白に変化して、今が見頃できれいです。

 


 

 
 

 

●給食費無償
 12日、文科省が全国の自治体の公立小中学校の給食費無償化の状況を調べた結果を発表。
 児童生徒全員を対象にするか、支援要件を設けるなど一部の児童生徒を対象にして「無償化を実施中」が722自治体。
 
 このうち「小中学校ともに全員対象」は547自治体で全国の3割。前回調査時(2017年)の約7倍です。
 
 無償化の理由は
 ①保護者の経済的負担軽減、子育て支援(90.3%)
 ②少子化対策(9.1%)
 ③定住・転入の促進、地域創生(5.1%)
 
 月額約4000円といっても、子どもの数が多くなれば、かなりの負担になるので、子育て支援のために無償化は重要な対策です。
 
●自治体間格差
 課題は無償化実現のための財源確保です。
 
 東京都は今年度中、市町村が負担する給食費の半額補助の方針を発表し、東京23区全てで無償化を早期に実現するとの事です。
 
 ですが、国立市では完全無償化には約2億8千万円かかり、都の補助があっても難しく、周辺の立川市などのバランスが取れないのは心苦しいと、担当者は話します。
 また、茨城県つくば市のように、予算を不登校支援や先生への支援、学校建設などに振り向けるべきで、敢えて無償化しないという考えもあります。
 
 自治体の規模や考え方により、無償化導入にはバラツキがあり、親の負担額にも差があるのが現状です。
 
●財源
 子どもの成長に不可欠な食の権利に格差があるのは問題ですが、国による無償化には予算の限界があります。
 
 試算では全国の公立小中学校で無償化した場合、年間約5000億円。文科省の予算の約1割を占めます。
 その財源捻出は厳しい状況です。
 
 ですが、無償化は子どもに直接支援が届く点からも、国と自治体で負担を分け合う仕組みを作るべきだと思います。
 
 また、少子化で一番困るのは企業です。将来の働き手確保と考えれば、法人税を上げて、給食費に回すことも一考と思います。