「病院たらい回し」

いやー、これほど


毎日新聞が叩かれた単語を


毎日新聞が再び使うとは


思いもしませんでした(1)。






しかも、


病院に搬送中に

救急車が事故を起こしています。







疑問なのは、

なぜ病院が叩かれ、

今回、救急搬送中に事故を起こした救急車は非難されないのか?

と言う点です。




ネタ提供は、


Hekichinさんのコメントです。
http://ameblo.jp/med/entry-10045092149.html#c10064291262


Web魚拓付き。GJ!!




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病院たらい回し:妊婦衝突事故後に流産 救急搬送中 大阪

毎日新聞 2007年8月29日 11時48分
http://megalodon.jp/?url=http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070829k0000e040036000c.html&date=20070829120816

 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、妊娠3カ月の女性(36)を搬送中の救急車と、茨木市の自営業の男性(51)の軽乗用車が出合い頭に接触した。けが人はなかったが、女性は搬送先の病院で胎児の死亡が確認された。また、女性は119番通報から約1時間半も受け入れ先の病院が決まらなかったことも判明。府警高槻署は、事故と流産の関連を捜査する。妊婦の搬送では、昨年8月に奈良県大淀町の病院を巡る問題をきっかけに、周産期医療の救急体制の不備が浮き彫りになった。

 調べによると、女性は同日午前2時44分ごろ、「下腹部が痛い」と同居の男性を介して119番通報した。女性が妊娠していたため、奈良県の橿原消防署(中和広域消防組合)の救急隊員は同県立医科大に受け入れを要請したが、「手術中のため不可能」と回答された。このため、同消防署は大阪府内の産婦人科など要請したがいずれも「処置中」などを理由に断られ、延べ12件目の高槻市内の病院に決まったのは同4時19分だった。

 同消防署によると、女性は搬送中の午前5時ごろ、救急車内で破水を起し、その約10分後に事故に巻き込まれた。病院に搬送されたのは同5時47分だった。

 同消防組合は「事故による容態の変化は見られなかった。流産との関連は警察の捜査に委ねたい」と話している。

 昨年8月、大淀町立大淀病院で、分娩中に意識不明になった妊婦が転送を同県と大阪府内の19病院に断られた末、約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に運ばれ、約1週間後に死亡した。これを受け、国は今年度中に、総合周産期母子医療センターを整備することとしていたが、奈良県など4県で困難な状況に陥っている。

 奈良県では、緊急に高度な治療を要する妊婦を県外の病院に転送する比率が、04年で約37%に上り、全国最悪のレベルだった。母体・胎児の集中治療管理室(MFICU)を備えている病院も、県立医科大学付属病院(橿原市)と県立奈良病院(奈良市)の2カ所だけだった。

 この問題を受け、奈良は未整備だった「総合周産期母子医療センター」を来年5月に設置し、母体や新生児の救急搬送に対応する予定だった。

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同一内容の


産経新聞の記事です。

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奈良から救急搬送の妊婦が流産 10病院受け入れ断る

産経新聞 2007/08/29 10:33

 29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、奈良県橿原市の妊娠3カ月の女性(36)を搬送中だった中和広域消防組合(橿原市)の救急車と、大阪府茨木市の宅配業の男性(51)運転の軽ワゴン車が衝突。女性は高槻市消防本部の救急車で約40分後、約4キロ離れた同市内の高槻病院に到着したが、流産が確認された。女性らにけがはなかった。事故と流産の因果関係は不明だという。

 女性は事故の約2時間半前の同日午前2時40分ごろに橿原市内で腹痛と出血を訴えて119番通報したが、受け入れ可能な病院が見つからず、そのまま救急車内で待機。10病院、延べ12番目に問い合わせに応じた高槻病院へ向けて出発するまで約1時間半かかっていた。通報現場から病院までは直線距離で約40キロ離れていた。

 奈良県では昨年8月、分娩(ぶんべん)中に意識不明になった高崎実香さん=当時(32)=が19病院から転院を断られた末に死亡しており、産科医療のあり方が改めて問われそうだ。

 高槻署や中和広域消防組合などによると、女性は知人男性とともに近所のスーパーで買い物をしている最中に突然、腹痛を訴え出血。同日午前2時44分、知人男性が「過去に流産している。今も妊娠しているが、切迫流産しているかもしれない」と119番した。

 女性にかかりつけの医師はなく、通報を受けた同組合が県内の空きベッド情報を確認したところ、県立医大病院(橿原市)にベッドがあったものの「手術中で対応できない」と断られたという。

 消防組合は大阪府内の病院に受け入れ要請を続けたが、難航。10病院、延べ12番目に問い合わせに答えた高槻病院に搬送することが決まった。その間、救急車はスーパーで待機。出発できたのは午前4時19分だった。

 高槻署によると、救急車は赤色灯をつけて直進、青信号で進入した軽ワゴン車と接触したという。救急隊員3人と軽ワゴン車の運転手にけがはなかった。

 妊婦の救急搬送をめぐっては、近畿2府4県と福井、三重、徳島の知事でつくる近畿ブロック知事会議が、各府県が協力して出産前後の妊婦の搬送や受け入れ体制を確保することで合意している。

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病院は、国の政策の下、


「医療費削減」

「ベット数削減」


という条件で医療をやっています。







しかも、国も厚労省も、


「労働条件は劣悪」

「医師は医学的に正しくても裁判で有罪になる」


と言う状態を放置しているのですから、


暗に、国は、


救急体制は脆弱なままで良い


という方針で臨んでいるわけです。







そこに、


妊娠中の女性の腹痛

搬送中の救急車が事故を起こし

高槻病院に搬入


と言うストーリーで、


なぜ毎日新聞は



「病院たらい回し」

などという


タイトルをつけるのでしょう?





国語力のない方が


一杯いらっしゃるようですし(2)、


単に、


国が定めた政策で、


ぎりぎりのところでやっている


病院や医師がこのように


批判的な記事を書かれる


いわれはないはずです。







問題なのは国、厚労省、県の対応であり、


このような体制のままで放置している


行政の責任なのです。





叩く相手は、行政です。


マスコミの皆さん、歪んだ報道で


これ以上、病院を叩いて意味のない


医療不信を振りまかないでください。


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(1)
【奈良・妊婦死亡 目次】
http://ameblo.jp/med/entry-10019702050.html
マスコミ報道の闇が作り出した事件。


(2)

■再び登場 大バカ者の毎日新聞支局長 <久留米支局長・荒木俊雄>
http://ameblo.jp/med/entry-10044301338.html

「筑後評論:病院」 毎日新聞 久留米支局長・荒木俊雄氏 これは素人の感想文?
http://ameblo.jp/med/entry-10034335063.html