こんにちは。今日は1年次から4年次まで行われる「医と社会」という授業の一部をご紹介します。
「医と社会」は、医療・保健・福祉の関係や、良好なコミュニケーションの構築、倫理観などについて主体的に考える力を養うとても大切な科目です。
今月の1年次は、初めての医療面接にトライしています。これは地域医療学の永田教授が発案された授業です。
どんな授業が行われているかのぞいてみましょう
<1週目:病歴作成>グループワークを行います。
全グループ共通の主訴に対して、グループごとに異なる疾患名が割り当てられます。
その疾患名が診断できるような病歴を作成します。
1年生は疾患のことをまだ詳しく学んでいないため、参考書で調べて病歴を考えています
<2週目:医療面接> 1週目で作成した病歴をもとに、医療面接に挑戦です。
最初に永田先生が医療面接ではどんなことを聴くか説明します。
各グループの患者役は、他のグループの医師役から病歴を聴取されます。医師役はどんな疾患かを考えます。
グループ内で交代で患者役、医師役を演じます。これを5グループ間で繰り返し行います。
最初は何を聴いたらよいか分からず、制限時間が余っていました。
でも、何の疾患かを考えるために真剣に聴取するようになり、最後は時間が足りないくらいでした
4年次から開始の臨床実習はまだ先ですが、将来どんなことをするのか少しイメージが湧くように、そして1~2年次の専門基礎科目の学修へのモチベーションが維持できるようにというのが永田先生の授業への思いです。
1年次のみなさん、お疲れさまでした