メロメロパーク
テーマ:恋にオチなし!
2008年11月23日(日) 01時17分26秒

一個人

「振られたというか…なんつか、前々から好きだったんだけど好きすぎて勿体無くて付き合おうと思ってなくて、でもいざ、その人に彼女が出来たら本当に辛くて~…、なんかもうやっぱりヤダ!ってなって、ちょっかいを出して、そんで二股~…みたいになりー、それなのに結局振られてー!そう、そこが「振られた!」って時期でねー、何ヶ月か超メソメソしてて、諦めがついたかも?って思ったら連絡来てさー!しかも、連絡してきたくせに別れてなくて、うまい具合に別れさせる方向に持っていくしかなくて、それはそれで心苦しかったんだけど、1番大事なのはわたしだからさー…まあ、それで、付き合って、2年くらい付き合ったんだけど最後別れたみたいなー!理由は「お互いのため」とかいうクソみたいなもんでしたよー…って感じでー…」


『えー!じゃあ、振られたけど、一応振られてないじゃん!』

「ん?あれ?そう?そう思われる?」

『そうだよ、思ってたのと違ったー!せっかく振られた話を聞けると思ったのにー!』

「いやいや!超振られた!振られてた!ね!あれは完全に!」





と、言う会話を、先日振られた同期男子としてきました。

「確かに振られた時は心底苦しいし、いきなり思い出して涙出てきちゃうし、あの時は学生だったから休めたけど、社会人になって失恋は…ちょっと…少なくとも、今は無理無理、あんな思いはしたくない!」

って言ったのが発端で、モツ鍋をつつきながら「いかにわたしが苦しかったか!」のアピールをしようと、過去を振り返ってあらすじ立ててみたら、そんなもんだった。

そんなもんだったよ。

3分もあれば語れました、あらすじ。






ねえ、わたし、あんなに辛かったのにさ。


モツ鍋の灰汁取りながら、「モツ少ないね」って言いながら、「キャベツうめー」って言いながら、「やっぱりモツ鍋は味噌だな、味噌」って言いながら、



いつか語る日が、あんなに軽く適当に語る日が来るなんて、思いませんでしたよね。






あの人は最近、海外に行って仕事をしているようです。
向こうに住んでいるわけではないけど、頻繁に行っているようです。

そんな近況情報を思いもがけないところから入手してしまい、動揺しました。

「そんな生活、わたしが知っているあの頃よりずっと忙しいのではないか」
「日本語もしゃべれないのに、日本語以外しゃべれるのか」
「その仕事は辛くないだろうか、楽しんでいるのだろうか」
「きちんと野菜は食べているんだろうか」
「きちんと寝ているんだろうか」

色々頭の中をぐわんと駆け巡りましたが、それはもう、わたしが心配することじゃありませんから。

…と、なんとなく自分は冷たいんじゃないか?と思いながらも、それが正解だと信じ込むしかなく、それが「別れる」ということであり、今の恋人と向き合うことじゃないかなあ、と、思うのです。

正直、根岸君がいなけりゃ、どう思ってどうなっていたかわかりませんが。
そういうとこ、まさに「失恋を癒すには新しい恋だぜ!ばちこーん☆」なんだよね、きっと。







『でも、別れるちょっと前に、誕生日プレゼント貰ったんだよね』

「うん」

『ネクタイ、1回も会社にはつけてきてないけど』

「つけてくればいいじゃん、物に罪はないよ!」

『…姉さん、そういう考えって…、…じゃなくて、でっかくブランド名が書いてあるから!』

「うわー…まさかバーバリー?」

『まさかのバーバリーですよ!』
「だろうねだろうねー」





『…だから、別れたけど次の彼女の誕生日にはプレゼント、あげようと思って』





あげなくていいよ、とも、あげたほうがスッキリするからね、とも言えず、
わかったように、

「ああ…、そうだね、それが失恋だよね、なんか、きっと正しい方向だから大丈夫!あげろ!」

って言ってしまった。

同期は、『そっかなー…そういうつもりじゃないんだけどなー…』と言っていた。

言ってしまって、後悔した。

今の同期に必要なのは、そんな言葉じゃないし、じゃあどんな言葉がよかったのか、あの時のわたしはどんな言葉が欲しかったのか考えてみましたが、よく思い出せなかった。

よく思い出せなかった、思い出せなかったよ。





久しぶりに、「みんながみんな幸せならいいのになあ」という悪い口癖を言いながら、車がひっきりなしに通る道路を横目に、タバコ臭いコートを着て、とぼとぼ家に帰った金曜日。
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