東村山発☆ADD息子とママの療育ダイアリー

東村山発☆ADD息子とママの療育ダイアリー

アメブロと人生ビギナーの三児の母めかぶが、ADD(注意欠陥障がい)を持つ息子の療育を通して感じたことを記録したり報告していくブログです。

東村山市の市立小学校の親の会の代表もやってます。そちらの報告も随時UPしていく予定です☆

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先日、息子の小学校で、発達障害のある子どもたちの親の会の二度目のミーティングが行われました。

地域に風邪が流行っていることもあり、現在10人ほどいるメンバーのうち参加者は5人。でも、ものすごく濃厚で楽しい時間になりました!

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今回話し合われたことの中で、印象に残った「あること」。

それは、失敗や苦手なことが多い子どもにとって何が大事か、そして何をすべきか、ということ。

今回実感したのは、まず、早期療育の大切さ。

メンバーのうち、ほとんどのご家庭が、なにかしらの社会サポートを活用しています。
障害の受容に時間がかかるのは当たり前だし、人それぞれ差があるのは当然ですが、一歩踏み出して、支援を求められたらいいよね、という話をしました。
簡単なことではないんですけどね。

そして今回は、通級という、特別に個別的な支援をしてくれる少人数の学級に子どもを体験に行かせたママから、とても良かった!と報告がありました。

通級は別の学校の中にあるため、送迎など保護者の負担はありますが、「本人のレベルに合ったペースと内容で」、「楽しく」「個別化した」授業、かかわりをしてくれます。
苦手な面がある子にとって、個別的な支援はとても大切なこと。

体験に行ったお子さんの教材を一部見せてもらいました。

これは、ヴィジョントレーニングの一貫で、視覚能力を向上することによって、他の機能の向上につなげていく取り組みのひとつです。

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このお子さんの場合、楽しみながら注意力や集中力、視覚(視力ではありません。これがポイント!)の能力を高めるような授業が行われます。
もちろん、通級の他のお子さんには、その子に合った授業が行われます。

それぞれの苦手分野を把握した上で、授業で遅れているところを重点的に復習したり、本人が理解しやすいやり方で授業を進めることによって、本人がストレスを減らし、学びやすくなることが通級の大きなねらいだと思います。


早期療育の大切さと共に話し合われたのは、「自分の自信につながるもの」の大切さ。

今回、中学校に上がったお子さんのお母さんが来てくれましたが、そのお子さんは、漢字が得意なことを生かし、六年生の時に漢検三級に合格したそうです。
ちなみに漢検三級は中学の授業修了レベルとか。すごい!私、落ちるかもしれない…。

ここで大切なのは、ただ資格や賞が何かに有利ということではなく、特技や検定が、がんばれた証になること、そしてその子が集団の中に入ったときの「拠り所」になり、「だめなところばかりではない」と、まわりも自分自身も認める材料になる、ということなんだと思います。

特に発達障害のある子は、めっちゃすごい能力を持ってること、ありますよね!
ぜひ、そういう部分を伸ばしていけたらいいですよね。


今回の会でよかったのは、中学生のお子さんを持つ保護者から、小2でまだ色々暗中模索で子育てをしている保護者に、アドバイスができたこと。

たくさんの経験や、失敗を知っているからこそ、あたたかく明るい励ましができ、またアドバイスする側も、がんばった子育てを発表し、まわりに認めてもらえる

こういう機会の重要性をあらためて感じました。

これからも、広げていけるよう、がんばるぞ~!

忙しい中、参加して下さった皆さん、ありがとうございました!