A-levelって?IB・国際バカロレアと比較 | オーストラリアで暮らすMDS

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移住直前の健康診断で『骨髄異形成症候群(MDS)RA』の診断。悩んだ末に渡豪しました。
いつか読むかもしれない娘に向けて、日々の生活を書きとめたい欲求が出てきて、始めました。

現在は予後良好に暮らしています。 

 

以前、GCSEについて、調べつつ整理する目的でブログに書いてみたけれど、

A-level (レベル)についても、IBDP(国際バカロレア・ディプロマ)と比較して、2023年の状況として残しておこう。

 

 

 

 

 

 

GCSE(イギリスの学位認定/16歳まで)は、試験の結果によってA-レベル(高校卒業資格・大学入学資格)に進める。

A -レベルはIBDP(国際バカロレア・ディプロマコース)と同じく2年間の専門的な専攻。

 

注)学校がGCSE/IGCSEカリキュラム校でない生徒の場合、private candidateとして登録する必要があり、最終試験の受験申込みは自分ですることとなる。

 

 

A-レベルのみで大学出願の際は最低3科目を求められるが、科目自体はそれぞれ独立した扱いとなり、IBDPプログラムが6科目以上なのに対して、1科目ごとに資格を取得できるIB Certificateのような扱いに近いとの事。

 

A-レベルの最終試験結果は、IBDP(国際バカロレア ディプロマ)の結果と同じく、海外のほとんどの有名大学は、そのまま出願に提出することができる。

しかも、A-レベルは5段階評価。

IBDPの7段階評価に比べると、“A”成績を取りやすい。

 

A-レベルの専門的な内容に比べると、IBの MYP(ミドルイヤープログラム)では足りない部分が出てくる為

日本のIB学校のディプロマコースまでのブリッジカリキュラムの様に、補う勉強が必要。

 

 

 

私が先ず考えた方法、

 

どうやら、

IBDP(国際バカロレア・ディプロマ)を受けながら、Aレベルの試験を個別に1教科のみ受験は可能。

ならば、

IB選択科目に、入れられなかった科目をA-レベルで履修し、大学の出願では1科目多く成績を添付する。

海外の大学合格率は、有利になるか・・・??

 

と思ったのだけれど、

 

 海外大学用学習サポートに質問したところ、返信で来た内容が、

 

“IBDPの最終スコアを使用した出願形式では、他カリキュラムの資格(英式のA-Levelや米式のAPなど)は多くの大学で考慮されません。

ほとんどの大学では国を問わず、

IBDP方式の入試ならIBDPの最終スコアのみ、

A-Level卒業生の入試であればA-levelのみ、

アメリカンカリキュラム卒業生であればSATスコア/ACTスコアと成績など、

といったようにすみわけがなされていることが多いです。

またIBDP履修生は他カリキュラムの生徒と比べても非常に忙しく、特に無理をされてA-Levelを一科目だけ平行取得されるメリットはあまりないかと存じます!”

 

 

との事。

 

えーーー。

そうか、では、また考え直さなければ。

 

 

娘は、今年、year9になるのだが、学校とは別で、GCSEの物理の授業をオンラインで、週に3時間とっている。

順当に行けば、今年の9月から“A -レベル”の授業が始まり、year11の5月頃に最終試験。

もし、良い成績を収めることができなくても、次の機会があり、辞めたとしてもIBディプロマだけの結果で申し込むというだけなので、マイナスになる事はない。

 

それとも、IBDPで物理を取る予定にして、今から塾で準備している感覚ぐらいにしておくのか・・・。

 

彼女にももう少し考える時間が要るだろうし。

 

 

ややこしいなあ。