前回の記事で5キット合計で税抜き合計3400円だから、1体あたり1700円、単独で考えると2600となるガレージキットの改造パーツ組み込むのと同じと書いた。
作るのはジムと旧ザクだ。
今回は組み立てた物を見ていこう。
まずは旧ザクから。
ザク系は見本見た限り、CSフレームの方がかっこいいと思っていたので、CSフレームで組んでみた。
やはりこっちの方がバランスがいいと思う。
ベースとなるシャア専用ザクとシルエットブースター2の旧ザク改造パーツを組み合わせて改造。CSフレームを使い、シルエットブースター1の上腕延長パーツと丸型の太腿パーツに交換してある。
しめて4キット使うので合計2600円だ。
旧ザクつくる最安は本体と改造パーツだけで1400円。ただしSDフレーム限定。CSフレームにするなら更に600円増えて2000円。シルエットブースター1の交換パーツは改造する気があるなら、使わなくてもOKだ。
塗装前提のため、色分けが全く考慮されていないのもガレージキットちっくでいい。私はこういうのがいかにも改造してますって感じがして好きなのよ。当然ベースキットそのままの部分もあるので、脚の動力パイプや肘の突起は除去が必要だ。またランドセルも気になる人は要改造だな。
ただ面倒に感じるのは、4キット使うため、4つの説明書を行ったり来たりして組み立てないといけないので、予め筋道を立てて理解してないと、混乱しやすいので、子供が遊ぶには不向き。色分けなしという部分からも大きいお友達というかヘビーユーザー向けだろうな。
価格はともかくとして、SDガンダムで関節可動やポージングを意識した試みは賞賛したい。
この体型で、武器を両手持ちで正面に構えることができるのは、少し感動。
下手なHGいじるよりも面白いかも知れない。
シルエットブースター2に付属する、股関節のアップデートパーツ使うと、このように脚を前に投げ出すポーズも可能。
ただ動かすと、全体的なスカスカ感が目立ってしまうが。
お次はジムだ。
これも色がチグハグで凄いことになってるが、ヨドバシで価格優先で揃えると在庫的にこうなった。そもそも5キット全部揃うのがヨドバシしかなかったのよ。
ジムの場合は旧ザクと違い、デフォルトで3キット必要。CSフレームに頭が付属し、シルエットブースター1に胴体が付属するので、ベースのガンダムと合わせて2000円かかる。その代わりにフレームはどちらでも選択できるが。これはシルエットブースター2の股関節アップデートパーツ組み込んでいるので2600円になるが、使わないなら2000円でOKだ。
どっちにしろ、2000円のSDガンダムは高いと言わざるをえないがね。
ただ、このジムはなんかしっくりこない。どうにもバランスが悪い。
並べるとこうなる。
CSフレームとSDフレームの差があまり感じられない体型となった。
まあ、元々SDフレームとCSフレームの身長差は太股のパーツの有無がメインみたいなものだが、原因はジムの頭にあると思う。
SDらしくない細長い頭が原因でバランスが取れないのだ。
ということで旧ザクをばらして、ジムをCSフレームで組んでみた。
キットのパーツで一番手足が長くなった状態だ。
こっちの方がバランスが取れてるので、これで組むことにする。
今回の一番の目的は、肉抜き穴を埋めることだが、関節のポリキャップ化も行う。
関節を作り直すなら、余剰パーツ使って延長工作すれば旧ザクもCSフレームにできるのだ。