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DVDパッケージキャッチコピー

「女は女同士。それぞれの友情、それぞれの愛」



発売 ソニーピクチャーズエンターテインメント

邦題 マグノリアの花たち

原題 STEEL MAGNOLIAS

出演 サリー・フィールド(藤田弓子)

    ジュリア・ロバーツ(高島雅羅)

    ドリー・バートン(翠準子)

    シャーリー・マクレーン(沼波輝枝)

    ダリル・ハンナ(榊原良子)

    オリンピア・デュカキス(谷育子)

監督 ハーバート・ロス

製作 1989年アメリカ

時間 118分

枚数 1枚

音声 英語(ドルビーサラウンド)・日本語(ステレオ)・音声解説(ハーバート・ロス監督)

映像特典 メイキング・ドキュメンタリー:「マグノリアが咲きほこった夏の想い出」

       未公開シーン(10シーン)

       ミュージック・スコア

       タレント・ファイル

       関連作品劇場予告編集

過去の視聴回数 無

DVD視聴回数 1回(日本語)

DVD仕様 トールケース・ピクチャーディスク


感想


年齢を越えた6人の女たちの友情とそれぞれの人生の物語。


アメリカ南部のルイジアナ州の小さな町が舞台だ。取り立てて美しい風景が出てくることもない平凡な田舎町。そこに住む人々の物語だ。

メインはマリン(サリー・フィールド)とシェルビー(ジュリア・ロバーツ)の親子。その日はシェルビーの結婚式だった。町の社交場であるトルービィ(ドリー・バートン)の美容室に新しい美容師アネル(ダリル・ハンナ)がやってくる所から物語りは始まる。

シェルビーは糖尿病を患っており、子供を生むことは危険だと医者から告げられていた。

それでもシェルビーは母マリンに妊娠したことを告げ、子供を生む決意を語る。

無事に出産はするのだが、その結果シェルビーは腎臓の機能が低下してしまい、人工透析を受けることで対応していた。そして母マリンの腎臓を移植したことで、全てが上手くいったかに見えたが、ある日シェルビーは突然倒れ、昏睡状態に陥ったまま、二度と目覚めることは無かった。


娘の葬式でマリンが友人たちに、それまで抑えていた感情を吐露するシーンが名場面だ。


それぞれが人生の苦悩を抱えてはいるが、時間が癒してくれることを映画は伝えている。

最後のシーン、アネルがマリンに「生まれてくる子供にシェルビーの名前を貰ってもいいですか?」と訊ねる。快諾するマリン。消えた命、生まれてくる命。その積み重ねが人々をつなげて行く。


原題は「STEEL MAGNOLIAS(鋼のマグノリア)」は、女たちの芯の強さを表したタイトルのようだ。


派手なシーンや劇的なシーンがあるわけでもない静かな映画だが、こういう映画は好きだ。

心に沁みる映画だと思う。