肩アーマーや肩のインナーパーツを挟み込む都合で先塗装していたのだが、そこから少し間が開いてしまった。本来ならすぐにでもクリアーを吹いて、先に進めたかったのだが、できない理由があった。


それはデカールだ。


長くプラモをやっている人なら、経験があると思うが、日本のメーカーのデカールはしょぼい安物が使われてる。そのためニス部分が黄色く変色してしまうことが少なくない。


特に白ボディに貼ると目立つのだ。雑誌作例で変色したデカールを使っているのを見たことがあるが、目を当てられないものだ。

今回のレッドミラージュの一部黄変していたので、余白の切り飛ばしが可能なミラージュマークだけでも使おうかと思っていたのだが、ネットである情報を見つけたので試してみることにした。


その情報とは「日光に当てると黄ばみが取れる」ということだ。


試しに西日が当たる部屋のガラスに貼って数日放置した。

結果は見事に復活だ。


ただ、今回のレッドのデカールは、大した変色ではなかった(白ボディに貼るには躊躇するレベルだが)ので簡単に直った可能性が高いので、今は色々なメーカーの色々な状態の変色デカールのテスト中だ。



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赤丸で囲ったのが、いらないデカールをプラ板に貼って試した物だ。余白の変色が気にならないのが分かると思う。保存が良かったのか、15年くらい経過していると思えるが、水につけるとすぐに貼れる様になったし、バラバラになることもなかったので、クラブガンナーのデカールの様に、台紙から剥がす苦労も無ければ、リキッドデカールフィルムの出番も無い。



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白を吹いたパーツにデカールを貼った。乾燥後クリアーコートだ。

ウェーブのデカールがマークセッターに耐性があって助かった。セッターを塗ってからデカールを貼ると、空気抜きで綿棒でしごいてもデカールがずれないから楽なのだ。