今日はスジボリを行う際のガイドとなる工具の紹介だ。
基本スジボリをフリーハンドで行う人はあまりいないだろうから(私はたまにやるが)、大概は何らかのガイドを使って彫っているはずだ。
まずはオーソドックスなステンレス定規だ。
平面に直線を彫る場合は、これで十分だ。
どのガイドもそうだが、ずれないように両面テープで固定して使う。
ここからはハセガワから発売されているテンプレート集だ。
基本セットだ。
四角や丸、楕円などの色々な大きさが揃っている。
当然スジボリだけでなく、パーツやプラ板のくり抜きのガイドとしても使える。
これは曲線用のセットだ。
曲線を彫る以外に、Rの合う飛行機プラモの胴体に巻いて分割線を彫ったりするのに使う。
これは主にアニメプラモなどに使う特殊モールド用。
まず基本となる四角や丸を彫って、その形に合うディテールライン組み合わせて彫るガイドだ。
パッケージ裏面の組み合わせ例だ。色々と使えるテンプレートと言えるだろう。
ハイキューパーツのガイドテープ。
上記で対応できない場合は、プラ板などでガイドを作って、それを定規代わりにパーツに貼って使ったりする。
おまけ。
スジボリとは若干異なるが、リベットメーカーだ。ギザギザが付いた円盤をパーツの上で転がして、等間隔のリベットモールドを入れていく工具だ。主に飛行機用だが、キャラクターキットでも使えるだろう。
裏面の説明書。イラストのようにパーツの上を転がして使う。
次回は実際に私がどういう彫り方をしているかの紹介だ。