とうとうウミスズメの木象嵌の完成 | 楽堂のブログ

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木象嵌と野鳥彫刻の二足のわらじを履いている内山春雄の活動報告 Haruo Uchiyama


これは昨日シナベニヤにズクを圧着したところ

今日は、裏に桜のズクを圧着して表面に透明ラッカーを塗り、サンドペーパーをかけ、再度ラッカーを塗る。完全に乾いたところで緑の粘着テープを周りに貼ったら出来上がり。

ウミスズメ5種の木象嵌の出来上がり
今回は、大槻さんからのリクエストで箕輪さんが原図を書いてくださり象嵌するという、今までにない仕事でした。とてもマニアックな鳥ですが面白い仕事でした。

このウミスズメの木象嵌に興味のある方は連絡ください。


雑記

この仕事中に工房の屋根を直すことになり、頭の上で3人の職人がドタドタ、ガンガンにぎやかで、そのうちに何やら焦げ臭い臭いがしてきた。そのうちに「タ、、、タイヘンダ、天井から煙が出てきた、、」

「ミズ、、ミズを持ってこい、、、」「火元はどこだーーー」

どやどやと工房にバールと脚立を持ってきて、天井板に穴をあけ「火元はココジャネーヤー」「コイツカ」また違うところに穴をあけ「コ、、ココダーーー」

てなわけで、天井裏にホースで水をかけ、鎮火はしたけれど、、、、工房は水浸し、、、、、

見て見ぬふりして、黙々と木象嵌に励む私でした。

今は屋根も工房の天井もきれいになりました。雨漏りましで快適です。