薬剤師をしながら画商をしています。
今、日本で注目されている画商です。
世界の猫島の相島で、丘の上の美術館を開館。 話題となり大成功をおさめる。現在移転に向けて活動中です。
麟（うんりき）
♡自己紹介はこちらから♡
★参考記事★
今、日本で注目されている画商です。
世界の猫島の相島で、丘の上の美術館を開館。 話題となり大成功をおさめる。現在移転に向けて活動中です。
麟（うんりき）
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いつも、ありがとうございます。
今回は
岡山県の
倉敷市の旅をお伝えしたいと思います。
といっても、
訪れた事がある街なので
配信した事もあるのですが
今回、
観たい作品もあったので
再び
倉敷に行ってきました。
倉敷は
情緒がある景観が続いている街です。
大原美術館。
西洋美術、近代美術を
展示するものとしては
日本で最初の美術館です。
洋画家の児島虎次郎が
日本に西洋画の
素晴らしさを伝えたいと
倉敷の実業家の大原孫三郎に説いて
児島虎次郎に
西洋画の収集を託しました。
この作品も
児島虎次郎が収集した絵画作品です。
大原美術館といえば
エルグレコの受胎告知を
思い浮かべる人も
多いのではないのでしょうか。
エルグレコの作品が
見直されていた時期に
運良く
この作品を手に入れる事ができたのです。
当時は
同時期の作家の作品を収集していた
児島虎次郎でしたので
収集していた絵画の中では
時代が古いものになります。
■画像引用
児島虎次郎の作品を観て、、、
美しい、細かい、素晴らしいという声が
私にも
聞こえてきました。
児島虎次郎の作品は
繊細な描写で描かれていて
光と色彩のコラボレーションが
美しいので
私も大好きな画家さんです。
一方、、、、
日本の代表的な画家である
藤田嗣治の作品を観て、、、
誰だかわからない。。。
ピカソ作品を観て、、
自分にも描ける、、
日本の
代表的な画家作品を観て
好きではないと
一言で片付けてしまう
日本人が多い事、多い事。。
「ちょっと待った！！」
と
一言申したい感情も
巻き起こりましたが、
仕方がないのです。
藤田嗣治といえば、
乳白色の色彩が
思い出される作品を
数々、描いています？
西洋画壇のエコール・ド・パリの
代表的な画家で
パリで名声を勝ち得た、
日本を代表する画家なのです。
エコール・ド・パリ
厳密な定義ではないが、1920年代を中心にパリで活動し、出身国も画風もさまざまな画家たちの総称をいう。
■記事引用
芸術を知ることは
日本の
文化、文明、歴史を知る事にもなります。
世界のエリートは
自国の芸術について
学ぶ時間を作っています。
日本は
世界から見ても
芸術を楽しむという事が
非常に遅れているのです。
芸術を楽しめるというのは
自分に余裕がないと
なかなかできない事ですし、
日本人は
非常に
優秀で勤勉で真面目なので
これまで
時間が取れなかったのは
いた仕方ないと思います。
ピカソは、、
子供の頃から
画家としての才能が秀でていました。
芸術界の天才だったのです。。
だから、、
自由自在に描けるし、、
作品の中に物語りがあるし、
新しい
芸術様式を発明した人で、
作品は計算して制作しているのです。
ただただ描いても
物語も技術もないし、
価値は生まれません。
趣味の領域で終わってしまう。
芸術の世界の新薬を生み出した人の事を
真の芸術家というからです。
ピカソという
アーティストは
世界でも非常に有名なので
作品の価値が
今でも上がり続けている事は
ブログでも
お伝えした通りです。
世界が、
芸術に価値をおいていた時代に
日本は
まだ刀を振り回していたので、
世界から見たら
芸術を愛する事が
いかに遅れているかが
わかるはずです。
大原美術館は、
入場規制があっていたほどに
訪れる人が多かった事に
驚きました。
やはり
GO ＴＯ トラベルの影響の様です。
今は
コロナ感染対策で
音声ガイドは中止となっていました。
ただ、
分館が閉館していたので
観たいと思っていた作品が
観れなかったのが残念でした⤵︎⤵︎
彫刻作品も
素晴らしい作品を収蔵しているのは
やはり
日本初の西洋美術館、
大原美術館だと思いました。
ロダン 洗礼者ヨハネ
ロダンに憧れた彫刻家も沢山います。
ロダンは
凄いなぁと
改めて彫刻作品の素晴らしさも感じました。
ロダンといえば
皆様がご存知なのは
この作品だと思います。
国立西洋美術館 考える人
この
モディリアーニの作品も
大原美術館で観る事ができます。
どこかで観た事があると思う方も
多いのではないでしょうか？
モディリアーニ ジャンヌ・エビュテルヌの肖像
■画像引用
モディリアーニは
彫刻に没頭していた時期があります。
肖像画の女性が
非常に滑らかな曲線で描かれている事が
わかると思いますが、
女性の造形美を
彫刻の影響が
絵画の画面の中で
表現されているのです。
顔も首も身体も長く、
顔をじぃっと観察すると
目が寄っていて、鼻も長くて、
美しいのかな？と個性的なのかな？
と不思議な顔に思えてくるのですが、
首を傾げていて、
全体が
S字のカーブを描いて、
離れて観ると
非常に儚げで、思慮深く
可愛さまで感じてしまいます。
観る位置で
作品が変わるのも
芸術の楽しさだと思います。
バックの色彩の対比で
深みが加わり、
非常に惹きつけられる女性像を
描いている事がわかると思います。
モディリアーニが
真剣な眼差しで
女性を描きながら、
時に
リラックスしながらも
コーヒーを飲みながらも、
この作品の構想のために
様々な事が頭をよぎったりしてたのかな？
そんな
情景が
思い浮かぶ様な気がしてきました。
秋からは
芸術も楽しみ方が変わります。
暑い夏は
清涼感を感じる作品を観たくなりますが、
冷え込みを感じる秋からは
重量感を感じる作品が
観たくなります。
芸術にも
ファッションの様に
衣替えがあるのです。
コロナ感染対策をしながら
皆様の中にもある
芸術を楽しむ心を
養って頂けたら
芸術に携わっている人間として
非常に嬉しく感じます。
いつも
ブログに遊びに来て頂き
ありがとうございます。
感謝感謝♡
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絵画の展示は、その空間を彩り、飾っている方の品格までグレードアップします。
自分も訪れる方にも癒しを感じさせてくれるものです。
また自分の日常生活を彩るスパイスにもなります。
■自己紹介
麟（うんりき）
世界のねこ島で話題の相島で
丘の上の美術館を開館して大成功をおさめました。
全身猫スタイルで、新宮ー相島間をフェリーで行き来する、別名 猫っ子で活動させて頂きました
今年はねずみ年なので、相島 猫っ子を退いて、ネズミさんに譲り、ニャンと言って、ネズミさんを応援しています！
薬剤師をしていて、長く薬で治療をしている患者さんを見て、メディカル、ケミカルではない、人を感動をする分野がある事に気付きました。 試験管から見る美の世界をテーマにして、芸術の仕事をさせて頂いています！