鈴木其一展とガレとドーム展 | fukufukuのブログ

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あれこれダラダラ&ボチボチと

 今日は朝から細見美術館で行われている「鈴木其一」展に行ってきました。

 


 また自転車をピューッと走らせて行ってきたのですが寒い寒い ((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 明日から週末にかけてさらに寒くなるそうなので今からゾッとしますね(>_<)

 そんな事を考えながら自転車を走らせ鴨川辺りに差し掛かると、ユリカモメが沢山飛んでおり、「あぁ、コイツらが飛ぶようになったら冬本番って感じがするな」っと改めて季節を感じましたよ。

 またそんな思いつつ自転車をしばらく走らせると細見美術館に到着。

 早速自転車を止めて中に入ろうと思ったのですが、前回の明治工藝展では美術館の前に自転車を止められたのに、今回は駐輪禁止となっており、仕方がないので近くの駐輪場まで止めに行ってからもう一度美術館まで戻る事となりました。

 スペース的に仕方がないのでしょうが、こう毎回毎回止めて良かったり駄目だったりするんだったら、もう思い切って常時駐輪禁止にしてくれた方が手間が無くていいんですけどねぇ(´'ω'`)

 まぁ、文句を言っていても仕方がないので早速チケットを購入し中に入り展示を見ていくと、なんと一発目から風神雷神図があり、前回の明治工藝展の時もいきなり3メートルの龍の自在置物が展示されており、こうしたある意味メインの作品をしょっぱなから惜しげもなく展示する細見美術館の方針?には非常に好感が持てますね( ^ー゜)b

 ちなみにこの風神雷神図は俵屋宗達や尾形光琳、酒井抱一のものとは違い、屏風ではなく襖絵として描かれているのが最大の違いで、絵としてはやはり師匠である抱一のものと非常によく似ていました。

 しかし、先ほど書いたとおり屏風ではなく襖絵という事で、風神と雷神の距離が広く、普通なら間延びした構図になってしまうのに、風神と雷神の周りに描かれた暗雲が上手く配置されているのでそういった事がなく、こういったところに鈴木其一の非凡さを感じましたよ。

 今回は其一の他に抱一一門や、其一の弟子達の作品も展示されていたのですが、やはり其一の作品と比べると正直見劣りし、琳派は隔世遺伝の様に間隔を空けて天才的な人物が現れるという事を再認識しつつ、それらの例外として抱一、其一という師弟関係でこれだけの天才が現れたというのは本当に稀な凄い事だったのだと改めて感じさせられましたね。

 そんな事を思いながら展示を観ていくと、手の平に収まる程の非常に小さな作品なのですが、四季歌意図巻という、名前の通り在原業平や柿本人麻呂の歌を題材に四季の移ろいを描いたものがあり、小さいながらも素晴らしい構図と信じられない程の細やかな描き込みで非常に美しく、しばらく見入ってしまうほど素晴らしいものでした(^-^)

 今回、代表作とされる朝顔図屏風など何点かは京都では展示されないそうで、それはそれで残念だったのですが、この四季歌意図巻を観れただけでも十二分にこの展覧会を観に行った価値はあったと思いましたね( ^ー゜)b

 やはり、まだ注目されて日が浅いですが、その内其一は間違いなく宗達・光琳・抱一に並ぶ琳派の絵師として評価されるでしょう(私的にはそこに神坂雪花さんと加山又造さんを加えた6人を琳派の代表的な絵師として評価してもらいたいところですが)!!

 展示を見た後、ミュージアムショップで速攻図録を購入し、大満足で細見美術館を後にしました。

 


 そして、次にまた自転車を走らせて、今度は高島屋で行われている「ガレとドーム」展を観に行きました。

 近くの駐輪場に自転車を止めてテクテク歩き高島屋まで行き、展示の行われている7階のグランドホールへ。

 チケットを購入し展示を観て行くと、以前からガレの作品が好きなのでまた本物を観れて非常に嬉しかったのですが、人が思っていたよりも多い(´'ω'`)

 多いだけならいいのですが、二人ワンセットのおばちゃんのグループが何組もずっと喋りながら観て行くのでなかなか前に進まない(>_<)

 しかも、独自の解説が聞きたくなくても聞こえてくるので、なんというかこうグッタリしてくる(´□`)

 それでも楽しみにしていた飛蝗文双耳花器など昆虫をモチーフにしたジャポニスム系の作品や、ドームの葡萄とカタツムリ文花器などが観れたので展示されている作品については満足できました。

 しかし、展示を見た後に図録を買って帰ろうと思い見本を見たのですが、なんというか一昔前の図録を見ているようなつくりな上に、写真も正直パンフレットにプリントされているものの方が本物の色に近いんじゃないかという、何ともくすんだとまでは言わないですが、微妙な色合いだったので、今回はもう図録を買わずに帰ってきました(´'ω'`)

 


 少々、残念な部分もありましたが、展示されている作品や、物によっては作品の周りをぐるりと360度回って観る事が出来る様に展示されているところなど、展覧会としては非常に良かったと思います。

 鈴木其一の方はまた再来週辺りに展示替えがあるようなので、機会があればもう一度観にってきたいですね(o^艸^o)