革命が起きるらしい
それまでハサミで切るのか。。。
写真館もアップしてます♪
先日、こんなネットニュースが出ていました。
日本では、パン屋のパンはトレーとトングを使って取りますよね。
上のニュースは、一度トングで取ったパンをまた戻すのは、マナー違反か否かというもので議論されていたようです。
パン屋によっては、一度取ったパンを戻すのを見たら、そのパンを下げてしまうところもあるんですって。
学生時代、ここのパン屋でバイトしたことがありますが、戻すの戻さないのって気にしたこと無かったです。
（写真クリックでHPへ）
確かに、誰かが一度取って戻したものを自分が買うのはイヤですが、衛生面とかそういうことではなく、「気分的にイヤ」ぐらいのもの。
パンを選びながら咳ごんだり、「わあ！これも美味しそう！」などとしゃべっている方が、商品に唾がかかってよっぽど汚いってもんです。
ハエが止まったパンも見たことありますし。
私はどちら派でもないですが、こういうのはお店ごとにルールを決めて、もし「お戻し」のパンを下げるぐらいであれば、「一度取ったパンは戻さないでください」と貼り紙を貼ったら分かりやすくていいのではないかと思ったり。
「ojoさん、えらくゆるゆるな考え方ね。」
と思われるかもしれませんね。
でも、私の居住国・スイスの多くのパン屋さんは、店員さんに注文して取ってもらうシステム。
なので、日本のニュースのような議論は起きないわけです。
↓14年前の私。
がしかし。
スイスでも日本のパン屋さんのように、自分でトングで取って袋に詰めるのがスーパーのパンコーナー。
スーパーのものでも、下手なパン屋さんより美味しい
ここで、私がよく目撃するのが。。。
『手掴み』
なんです。
ほとんどの人が手掴みして、袋に詰めていると言っても過言ではないかもしれません。
（基本的にトレーは無く、紙袋にダイレクトに詰めるスタイル）
トングやビニール手袋が置いてあるにもかかわらずです。
・・・そのトングですらパンの横に置いてあり、皆で使い回し。一つのトングで数種類のパンをカバーしている感じで置かれています。
日本のトングの気遣い仕様
（写真クリックでHPへ）
トングで取るのが大前提の日本人が見たら、腰を抜かしそうな光景。
・・・さすがに、手で取って手で戻す人は見たことありませんが。
やはり不衛生だとお店側も思ったのか、最近、こんな注意書きが出ています。
「お客様へのお知らせ・衛生上の理由により、トングをご使用ください」
・・・スイスのパンを巡る衛生への注意は「手掴みやめましょう」からですよ。
こんな環境に身を置くと、日本のトングやトレーを一回ずつ取り替えるのはすごいことなんだと思います。
衛生観念の違いでしょうね。
スイス人が日本のパン屋に行ったら、いきなり手掴みする人がいて、日本人を仰天させるかもしれません。
私もスイス生活が長くなり、こちらの常識に慣れつつあります。
日本に帰った時に、日本の常識を忘れないよう気をつけなければいけませんね。
↓国によって様々ですね
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