ゴミ収集車の音楽で慌ててゴミを捨てに行ったら・・・
驚く位ひどく荒らされた生ゴミが散乱。
散らかったゴミを履いていた作業員の方が2名。
一緒に作業しようとした私に、
『あっ、大丈夫ですよー。ゴミそこに置いといて下さいねー。』
と穏やかな声。
やるにしても、履けるような物はないし、雨でゴミもベチョベチョで・・・
『すみません・・・』
と言った私に、
『カラスがやっちゃうんですよねー』
と、再び穏やかな声で。
家に戻ってホウキとチリトリを持って再び行きましたが、早い作業ですでに終わっていました。
カラスも生きるのに必死だから、ゴミを漁ることは仕方ないかもしれない。
けれど、ゴミを出す私達が荒らされないようにしっかり出さなきゃだめなのに・・・
きっとあの作業員の方は、何ヶ所も周る中で何ヶ所もそういう状態を・・・
私なら、きっとイライラして出し方が悪い人間にムカついちゃうし、嫌味のひとつでも言っちゃいたくなる。
心のどこかではそう思うことだってあるだろうに、あんな風に穏やかに対応していらっしゃる・・・
ほんの一瞬の出来事で、初めて会った作業員の方から、とても大きな事を教えていただいた気がします。
いつも私達の出すゴミを処分していただき、ありがとうございます。