伝説の名機、Marantz #7(オリジナル)。 

 

1058年の登場以来、オーディオ界の「至高のプリアンプ」として君臨し続け、今なお多くのオーディオファイルがその音に魅了されています。

今回は、数々のオーディオ機器を聴いてきたGサクっが、Marantz #7の「音の真価」について、現代の視点も交えながら紐解いていきます。

1. 時代を超える「濃厚な艶」と「圧倒的な気品」

Marantz #7の音を一言で表現するなら、「気品あふれる濃厚さ」です。

魂に語り掛ける音楽

中音域の艶

人が一番心地良い波長を奏でるアンプなのです

 

僕は、プリアンプ(色々と浮気もしましたが

越えるプリアンプに出会っていません

生涯Marantz #7一筋です

 

 

 

Macintosh C22も相対する音質なのですがMcIntoshは、手に入れるまでに至りませんでした

出会いも重要でしたが(引き合わなかったのかも知れません

 

現代のハイエンドアンプが「高解像度」「超ワイドレンジ」「透明感」を追求するのに対し、#7が聴かせてくれるのは「音楽のエネルギーそのもの」。

  • 艶やかな中高域: バイオリンの弓が弦を擦る質感や、ソプラノ歌手の息遣いが、まるで目の前で演奏されているかのような生々しさで迫ります。決して耳に刺さるような痛さはなく、どこまでもシルキーで滑らかです。

  • 厚みのある低域: 現代的な引き締まったスピード感のある低音とは異なり、豊かで、オーケストラのスケール感をどっしりと支える懐の深さがあります。

音楽がデジタルデータではなく、「体温を持った芸術」として部屋を満たす――これこそが#7が持つ最大の魔力です。

2. マランツカーブ(EQ)がもたらすアナログレコードの恍惚

Marantz #7の音を語る上で絶対に外せないのが、フォノイコライザー(Phonoステージ)の素晴らしさです。

12AX7(ECC83)という真空管を3本贅沢に使用した3段NF型の回路から生み出されるアナログサウンドは、まさに圧巻。

【ここがポイント】 #7には、RIAAカーブだけでなく、当時のレコード各社の録音特性(ColumbiaやLondonなど)に合わせられるターンオーバー/ロールオフの切り替えスイッチが備わっています。

 

古いレコードの録音方法が違う為(選択SWがあるんです

これを当時のオリジナル盤レコードと組み合わせた時の音のハマり方は、現代の数百万クラスのフォノアンプでも再現できない、独特の「凄み」と「実在感」があります。溝に刻まれた情熱が、そのままスピーカーから溢れ出てくるようです。

3. なぜ現代でも「古臭い音」にならないのか?

「60年以上前のアンプなら、ナローでレンジの狭い、いわゆる『ラジオのようなレトロな音』なのでは?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、本物のMarantz #7(特に状態の良いオリジナルや、適切にメンテナンスされた個体)を聴くと、その偏見は見事に打ち砕かれます。

確かに、現代の「100kHzまでフラットに伸びる」といった超高域のスペックはありません。しかし、#7は人間の耳が最も心地よいと感じる帯域(中音域)の密度が異常に高いため、聴感上のワイドレンジ感や立体感(音場感)が驚くほど豊かなのです。

楽器の位置が見えるような「3次元的な音の配置」は、当時の設計者ソウル・B・マランツ氏とそのチームの狂気的なこだわり(パーツの配置や配線の引き回し)の賜物と言えます。

4. まとめ:Marantz #7は「音楽のソウル」を聴くアンプ

Marantz #7の音は、単に音響特性が良いというレベルを超えて、「音楽をどう聴かせれば感動できるか」という哲学の塊です。

JAZZのサックスはより熱くリアルに、クラシックの弦楽器はより優美に。

 音の一粒一粒に命を吹き込むようなそのサウンドは、オーディオが「技術」だけでなく「芸術」であった時代の頂点を感じさせてくれます。

 

特にアコースティック楽器は、全然違います。

 

生音に近い感動を得られる

 

もしどこかでMarantz #7の音に触れる機会があれば、ぜひ目をつむって、その「音の温度」を感じてみてください。

 

きっと、忘れてしまった何かに気づかされるはずです。

 

 

生音源をアップしますので(期間限定です

アコースティック楽器の生の響き

聞いて下さい