一歩を踏み出す勇気と優しさ。
それが
誰かの心を救うことがある。

今回のブログは
とある看護師さんの
素敵なお話。



昨日
お見送りの司会を
務めさせてもらったのは
86歳のじいちゃん。


穏やかで
オシャレで
凝り性だったおじいちゃん。


好きな曲は
最高の音で聞きたいと
オーディオに凝り

コーヒーは豆から挽いて
毎回サイフォンで入れる。

趣味のカメラ片手に
あちこちを巡る旅をするのが
大のおたのしみ。


口数は多い方じゃなかったけれど
1人息子も孫たちにも
周囲の人たちにも
たくさんの愛情を
手渡し続けてきたんだって。


でもね。
このおじいちゃん。

唯一。
一番身近にいてくれた
奥さんにだけは
好き勝手なことを言うものだから
年中口ケンカになっちゃってた。


こだわりが強いから
そのこだわりに
奥さんが少しでもそぐわなければ…

文句を言う→奥さんだって黙ってない
→口ごたえされたことに腹を立てる
→言い合いになる。


という流れ(笑)


夫婦あるある。
よくある話よね。


でも。
じいちゃんが亡くなってから
奥さんはふと考えてしまったんだそう。
この人は
私のことをどう思っていたんだろう?って。


キライではないから
長い長い間
一緒にいたんだとは
もちろん思うけれど。


でも…


本当のところ。
じいちゃんは
どう思っていたんだろう?


奥さんの中に
微かな心残りのようなものが
心を曇らせていたの。




でもそんなことも言っていられず。
葬儀の準備に忙しくしていると
1人の女性がわざわざ自宅へ
弔問にやってきたんだそう。


その女性は
おじいちゃんが
闘病のために
一年近く入院していた
病院の看護師さん。


「奥さんにお伝えしなきゃならないことが
 あって伺いました。」



そう告げると
彼女はこんな話を
奥さんに教えてくれたんだそう。



「おじいちゃんね。
 亡くなる少し前に
 私にポツリと言ったんですよ。

 俺は妻に感謝してるんだって。

 そう言ったの。

 で。
 私に言うんじゃなくて
 奥さんに直接言えばいいのに。
 って言ったら
 おじいちゃん
 「んなこと恥ずかしくて言えん」
 って言うんですよ。

 じゃあ。
 紙に書いて渡せば?とも
 言ってみたんですけど。
 「んなもんもっと恥ずかしい」って(笑)

 でもね。奥さん。
 おじいちゃんは確かに
 言っていたんですよ。

 妻に感謝してるんだって。


 これはちゃんと奥さんに
 伝えなきゃいけないと思って
 私、伺わせてもらったんですよ。」って。


本当に嬉しかったと
幸せな笑顔を浮かべ
その話を私に教えてくれた奥さん。



「だから私もね。
 主人を感謝で
 送ろうと思っているのよ。

 お父さん。本当にありがとうって
 送ろうと思ったのよ」


そう話を締めくくった奥さん。



奥さんの心も晴れた
昨日のお見送りは
桜満開の中
みんなが心をひとつにした
あったかいお見送りになりました。



人は
どんなに身近にいても
ちゃんと言葉にしなきゃ
伝わらないことがある。

願わくば
直接伝えることが
一番いいけれど。


身近になればなるほど
伝えられない言葉もある。


ならば
誰かに託すのも
アリなんだなぁ(^ー^)


この看護師さんは
本当に優しい心をもった
素敵な女性だし
この行動は
素晴らしいよね✨

ただ。
看護師さんが
みんなそんな風に出来るか?って
言ったら
それはかなり難しい。

大きな病院になればなるほど。
気持ちはあっても
物理的に無理。

だとすれば
私のような
終活カウンセラーを
使うのも一つ。

万が一の時は
ちゃんと
想いを届けて差し上げますよ(^ー^)


残したいけれど
伝えられない想いを
ちゃんとあなたの大切な方に届けますから。


ご相談下さいませ✨