カンヌとアメリカのベストウェブショートアニメーションを受賞した作品のストーリーを公開します。

映像はパーティーで💖

私の夢はいつかみんなに話せたら嬉しい

いつももっと世界が平和であるように優しい物語を作りたいし、美容業界でとどまらない世界の本質を見たい。

だって私は46歳

人から偉そうに言われても、社長だから下手にでないといけない日本の風習をうちやぶって、本物のワクワクを感じたいし、私にはそんな実力があると自分が私を信じている。

批判も大丈夫

でもオファーがある以上それが結果だと思っています。

このホイップ雲は私の自信作ではありません。

いつか本当の自信作を映像にしたいです^_^


ホイップ雲

 

一人ぼっちの熊がいました。熊というだけで皆が怖がります。

でも熊はとても優しくて本当は皆となかよくしたいのにいつも一人ぼっち

その時、雲にのった老婆が現れます。

そして熊にこう言いました「一緒に雲をホイップするかね?」

熊はとても嬉しくて、老婆と一緒に雲をホイップすることにしました。

 

熊は聞きました。「なぜ雲をホイップするの?」

老婆は答えました。「皆に美しい世界を見せてあげるためだよ。」

老婆は微笑みながら続けました。「みんなが放つ夢と希望というエッセンスを雲に入れて混ぜるのさ。そうするとどんな人でもの夢は叶い、雲は大きくなって、もっと高い場所にいくことが出来て沢山の夢と希望をもった人を見つけることができるんだよ。」

 

熊は嬉しくて夢中で沢山の人の夢と希望を雲に入れてホイップしました。

しかし雲が上にあがる度に熊は上から見る世の中が美しいものばかりではない事に気づきました。

落ち込む熊に老婆が言いました。「ホイップ雲をぎゅーと抱きしめて水分を地球に注いでごらん。」

熊は夢と希望に満ち溢れたホイップ雲の水分を雨として世の中に降らせました。

雨を全て降らせた後、世の中は明るくなり、虹が出て、小鳥がさえずり、皆が笑顔になりました。熊は嬉しくて世の中が暗くなれば雨を降らすようにしました。

 

熊は聞きました。「雲をホイップし続けると終わりがあるの?」

老婆は答えました。「もちろんさ。頂点の景色は誰がみても涙を流してしまうほど美しく、争いも、悩みもない世界だよ。それが頑張った人にだけ与えられる限界の世界なんだ。

熊は嬉しくなりました。限界があり、その限界は平和であるということに。

熊は頂点の美しさが見たくて、沢山の夢と希望を雲に入れてホイップしました。

 

どんどん雲が大きくなってきました。熊も元気いっぱいです。

そんなある日、老婆が現れませんでした。

熊は心配になって老婆の家に行くと、老婆は天国の階段を上っていました。

熊が老婆を呼び止めると、老婆は振り返笑顔でこう答えました。「限界に行ってくるよ。」

熊はその言葉に安心して、温かく老婆を見送りました。

 

熊は老婆のまで一生懸命ホイップ雲を作りました。

でもホイップ雲は全然大きくなりません。なぜならば一人ぼっちになった熊は寂しくて辛くて皆の夢と希望を入れることが出来なくなってしまったのです。

熊は雲をホイップすることや止めてしまいました。

 

熊は森に帰りました。一人ぼっちで毎日毎日泣き続けました。

老婆と一緒に雲をホイップしていた幸せなひと時を思い出して、空を見上げるとそこには巨大な雲がありました。

雲には沢山の人がいて、皆で楽しそうに雲をホイップしています。

皆が熊に呼びかけました。「君が毎日僕たちの思いをホイップしてくれ、恵みの雨を降らせてくれたお蔭で僕たちは救われたよ!もう一度一緒に雲をホイップしようよ。」

 

熊はとてもとても嬉しくて踊り出しました。

そして熊は巨大なホイップ雲に飛び乗り、もっと高く大きな雲になるように雲をホイップしました。