こんばんは!がんめんです!
本日は先週の気まぐれカメラ(通称キマカメ)より、バトンを引き受け私がんめんが北海道の旅の記事を書いてまいります!
読者の皆さんもいきなりまッきいろ。にキマカメが登場してびっくりしたでしょう(笑)
本来なら私一人ですべての記事を書こうと思っていたのですが、12日間というあまりにも長く、そして内容の濃い記事を書くことの困難さの前に書き出しを戸惑っていました。
そんなときに今回のたびの同行者キマカメから共同執筆の誘いを受け、これならば何とか書けそうかなと思い、記事を書き出したというわけです。
記事の分担は基本的には半分ずつ、交代で行う予定ですが、鉄道に関する記事のときは私が記事を書いていくこととします。
さて、今回の記事は
「届かぬ幻の橋」
今回の旅行の一つのメインであったある橋を目指し、昨日泊まった帯広よりさらに東進します。
2月17日(金)
今回の旅行は夜の宿着が20時ごろと早目が多く、前日の16日も帯広駅周辺を歩き回ったというものの22時ごろには就寝。
朝7時ごろの起床でしたが、気持ちよく起きることができました(^_^)
朝ごはんを食べる予定のお店へ向かいましたが、なんと休業中!(冬場の北海道って結構こういうことあるんですよね汗)
代わりの朝食を取れそうなところを探すと、よさげなパン屋さんがあったので、向かってみました。
「麦音」というお洒落な外観のパン屋さん。市内を走ってみた感じ、帯広の市内にはちょっとお洒落な(東京の丸の内!みたいな感じではないけど)建物が多いなぁと感じました。こじんまりとした大きさのかわいいお店が等間隔で連なっていて、個人的にはすごい面白いなぁと感じました!
店内に足を踏み入れてみると、木を基調とした温かみのある感じ、天井は高く開放感がありました。温かみのあるライトに照らされるパン達はどれもおいしそう!
どうやらイートインスペースがあるようなので、そこで戴くこととしました。パンの焼ける香りのする店内で、雪景色を見ながら食べるパンは最高そのものでした・・・こんなに幸せなことがあるのかと思いながら、コーヒーをすする時間は永遠にも感じられます( ̄▽ ̄)
といいましても、本日も予定が盛りだくさんですので、これにて帯広を後にしました。
まずは然別湖へ。
車を走らせていると途中、気になる風景があったので、わき道へ。このようなことができるのも個人旅行のいいところですね(*^▽^*)
白樺たちが礼儀正しく、整列してましたw
やはり防風林としての役割があるのでしょうか。この日はそれほど風も強くありませんでしたが、暴風の日もこうやって立ってると思うと、その苦労をいたわりたくなりますね(笑)
2月ながらも帯広市内の道路はほぼ融雪しており、道路際にかっちかちになった雪が山積みになっている感じでしたが、然別湖に近づくにつれて標高も上がり、路面も白く色を変えていきます。
それでも、さすが北海道。除雪対象となっている道は徹底的に除雪がなされていますね。雪もちらついてきていかにもTHE北海道といった感じ!テンションもだんだんあがってきます(笑)
トンネルを抜けると、ネイチャーセンターとホテルの立地する、開けたところに出ました。右手を見ると一面の白!その白こそが然別湖なんです(笑)
湖の表面が凍り、その上に雪が積もっているという、中国地方ではありえない光景にさらにテンションはあがり、足早に車を降りました。
靴を長靴に履き替え、いざ氷上へ!雪のおかげで、意外と足元はしっかりしています。
そしてここには然別湖から切り出された氷によって作られた、然別湖コタンという氷の村があるのです。
かまくらのようですがちゃんと氷のブロックでできています。雪を貼り付けて補修をしていたこちらの方にお話を伺うと、然別湖の氷は最大で厚さ60cmを超えるとのこと!この寒さゆえの、この美しい村なのですね~。
テンション上がり気味のキマカメw
一番大きな建物は大きめのビニールハウスくらいの大きさがあり、これがすべて氷で、また人の手で作られていると考えると、頭が上がりませんヽ(;´ω`)ノ
その一番大きな建物の中には
(キマカメ撮影)
なんとBARが!!氷の建物の中にBARがあるだけでもすごいですが、その看板までも氷に加工して作ったものとは・・・
少しお邪魔してみると
(キマカメ撮影)
氷の柱に支えられた大きなホールが。
この透明感が然別湖の水の透明度を物語っています。
お酒の種類も様々!これを氷を削りだして作ったグラスでいただけるというのだから、試してみたかったですね(笑)
外に出て、一面の銀世界を見てしまうと思わず
(キマカメ撮影)
ばたっ!っと倒れてみましたσ(^_^;)
湖の上に倒れる経験なんかなかなかできないですよねw
これにて、然別湖を後にし、糠平湖を目指します。
糠平湖は然別湖から直線距離では近いのですが、二つを結ぶ道路が除雪対象外であるため、大きく迂回。その途中で気になるところがあったので、少し車を止めて撮影。
(キマカメ撮影)
斜面に力強く生える木々。いかにも北海道らしい、霧氷ですね。
山裾より吹き上げる強風に逆らわず、山肌に寝そべるようにして生える木々には自然の摂理を感じてしまいます。
一通り撮り終えて、車に戻ろうとするとき、
つるっぅ!!
はしゃでたら滑ってこけちゃいました(笑)
どうやら前記事でキマカメが書いてた恐れていた事件ってこの事らしいです(υ´Д`)大げさやねん!w
糠平湖へ向かう道の途中、突如として山肌に橋梁が!
なんだなんだ!?こんなところに鉄道線?それとも国道の旧道!?と思いつつ、調べてみると、1987年に廃線となった国鉄の士幌線の橋梁であることがわかりました。この士幌線は帯広駅から十勝平野を北上し、十勝三股駅を結ぶ路線で、そこから音更本流森林鉄道と接続している。最終的は石狩国ルベシベ(現在の石北本線上川駅付近)を目指して、建設されたが、鉄道では三国峠の急勾配を克服しえず、国道273号の整備とともに、その役割を失い、廃線に至ったとされています。
いや~、鉄道を趣味とするものにとって、なんだかとてもかなしい現実を見せられたような気がします・・・。ちょうどJR北海道による単独では維持困難な路線も発表されたころで、これが北海道の鉄道の歩む道なのかなぁと・・・。車で旅している私が言えたもんじゃないですけどね。まぁ、この路線は採算を主眼においているというよりも、この路線を敷設することによって、資材、人員の大量輸送を可能にして、周辺の開発を進めていくというほうがメインともいえる気もします。
タウシュベツ川橋梁という橋梁だけが、脚光を浴びていますが、このような廃線跡が点在していて、非常に興味深かったです。
お昼も過ぎていましたので、まずは昼食を。ここは近くにスキー場があるようで、冬でも営業しているお店が多かったです。たまたま入ったお店の壁に、とてつもなく美しい糠平湖の写真が飾ってあったので、お会計の際にお店の方に聞いてみると、北海道新聞の記者だった方が撮ったらしい・・・こんな写真とってみたいなぁと、キマカメと話をしつつ、この日の目的地であるタウシュベツ川橋梁へ。
入り口についてみると、ゲートが。よくよく読んでみると、冬季は進入禁止となっていました。。。
自己責任で入ることもできたのですが、行くまでの道は除雪がされていないため、普通車では進入不可能、徒歩では4kmだったのですが、周りに人気は無く、熊と遭遇してもいけないと判断し、タウシュベツ川橋梁到達は諦めました・・・無念ですが、命が最優先ですからね~。次回の課題です(笑)
糠平湖の対岸に展望台があるとの事だったので、そちらへ行ってみることとしました。
駐車場から展望台までの間に
一直線に開けたところが!
どうやらここは士幌線の線路跡みたいです。タウシュベツ川橋梁は音更川の支流であるタウシュベツ川にかけられたものでしたが、1955年糠平ダムの建設によりできた糠平湖の底に水没。それによってここに線路が付け替えられたようです。
糠平湖の水位の低下する冬~春にのみ、このタウシュベツ川橋梁が姿を現すために、幻の橋と呼ばれているようですね。
遠くに見えるのがタウシュベツ川橋梁です・・・
次は間近でみたいところ!!
どうやら水没中の水圧、凍結・融解を繰り返す凍害から、損傷は激しいものの、その立地から保存は難しく、ほかのアーチ橋が保存の対象となっているにも関わらず、このタウシュベツ川橋梁はその保存の対象外になっているらしく、その崩壊もそう遠くは無いみたいですね・・・
なんだか悲しい気持ちになりつつも、糠平温泉で疲れを癒したのでありました・・・
これにて糠平を後にし、一路釧路を目指します。途中、山道があったものの、道東自動車道のお陰で楽々釧路に到着。道内4番目の人口を有す、道東の髄一の年ということもあり、高層ビルも散見できました。
ここでは名物の炉辺焼きを戴きました。広島や岡山のスーパーではなかなか見ることのできない大きなホッケはさすが北海道といった感じで、おいしく戴きました。
宿に戻る前に、近くのコンビニ・セイコーマートへ。この旅行ではほんとにセコマにお世話になりました(笑)
その途中で
初めての環状交差点に遭遇!w
教習所の教本に乗っていましたが、実際に走ることになるとはwwいい経験になりました。
宿に戻ると、釧路駅にいく余裕も無く爆睡。今日もいい思い出ができました(´∀`)
明日はこの旅最初の鉄要素が!次回の更新も、私がんめんがお届けいたします!
次回、「青天の釧路湿原」お楽しみに!
それでは!
がんめん